本日2日、歌舞伎座にて十月の歌舞伎公演
錦秋十月大歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!
今月は人間国宝の方々が5人も揃った大変豪華な配役で芸術の秋を感じますね。特に夜の部はかなり注目度が高く、売り切れの日もあるようです。チケットをお求めの方は早めのご購入を、売り切れの日も諦めずに何度もチェックなさることをおすすめいたします!
仁左衛門さん玉三郎さんの「婦系図」
今月は夜の部が大注目です。仁左衛門さんと玉三郎さんによる「婦系図」、玉三郎さんと染五郎さんによる「源氏物語」という二本立てで、大変美麗であります。うっとりのため息が歌舞伎座のそこかしこで聞こえてきそうですね。
このすえひろも本日さっそく「婦系図」を拝見してまいりました!たくさん拝見できているわけでありませんが新派の世界観やセリフ回しが大変好きなので、大好きな仁左衛門さん玉三郎さんがその世界の中でお芝居をなさっていることが不思議で、非常に興奮した次第です。はらりと落ちている早瀬の前髪が、頼りなくもあり、色っぽくもあり、離れがたい魅力がありました。お蔦がとにかくかわいらしくって、待ち受けている結末を思うとたまりません。
非常に珍しい上演機会ですので、お悩みの方はぜひお出かけください!
十二月の演目も既に発表されていますね。
2023年の12月の最後の演目も玉三郎さん七之助さんの「天守物語」であったので、デジャブかな?と思いましたが現実でした!今年は昨年と反対で、玉三郎さんが富姫、七之助さんが亀姫という配役とのこと。昨年、玉三郎さんの富姫はもう拝見できないのかなあと内心寂しく思っておりましたので、大変うれしく思います。
第二部では七之助さんの鷺娘もあり、玉三郎さんの芸が伝承されるようすを目撃できるのが楽しみです。早くも暮れの話ですが、あっという間に年末となることでしょう。今年も残りの公演が無事に上演されますように。