2025年ははじまったばかりですが早速芝居が始まりましたね!
歌舞伎座では壽 初春大歌舞伎、浅草公会堂では新春浅草歌舞伎の幕が開きました。おめでとうございます!
このすえひろも今日は歌舞伎座へ出かけまして、昼の部を拝見してまいりました。歌舞伎座は大変なにぎわいです。ロビーにはテレビ中継のセットが設置され、晴れ着の方々も大勢みえました。
狂言そのものの内容はおどろおどろしかったり、死の香りがぷんぷんしているものだったのですが、ロビーは晴れやかで今年もお正月に歌舞伎座へ来ることができたのだなあという晴れ晴れとした感慨でいっぱいになりました。今年も毎月の芝居を存分に味わいたいと思います。
新春浅草歌舞伎は新メンバー
今年から新春浅草歌舞伎は、これまでの松也さんを中心とした20~30代のメンバーから、より若い世代に代替わりしての上演です。
新春浅草歌舞伎とは、花形役者の方々による恒例のお正月公演。若手の方々が先輩の指導を受けて古典の大役を一カ月お勤めになるという大変意義深いもので、大切な伝承の機会でもあります。
今回は第一部・第二部ともに配役をシャッフルして「絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場」が上演されるという趣向です。かなりストイックな趣向で、一ヶ月の間にめきめきと力を付けられる皆さまの成長が本当に楽しみですね!
今回からはこのすえひろにとりましても、小さい頃から拝見しているお顔触れが大半となってきまして、ちょっと泣いてしまうんじゃないかなとハラハラしています。ここから先が芝居見物人生の醍醐味のようにも思われ、興奮を禁じ得ません。泣く準備をして出かけたいと思います。
また、三月の歌舞伎座の内容も発表されましたね!久しぶりの通し狂言仮名手本忠臣蔵、チラシの絵柄だけで興奮します。
詳しい配役の発表はもう少し先でしょうか。しかしお若い顔ぶれでの上演と思っておりましたので、仁左衛門さんや菊五郎さんのお名前もあって大変うれしく思います!!!気が早いですが今から三月を心待ちにしております。