早いもので、六月も今日でおわり…
六月は六代目時蔵襲名があり、私のなかで大変な盛り上がりでした!
年齢のほぼ変わらない好きな役者さんが大きな名前を襲名する場面に立ち会い、この先も命の続く限り芝居を拝見していけるというのは、歌舞伎ファン冥利に尽きます。
歌舞伎を好きになってそれなりに年月が過ぎ、舞台の上の大ベテランの方々から歌舞伎の楽しみ方を教えていただく段階から、自分自身の目を養いながら若い世代の方々と共に成長していく段階に移行してきたのを感じています。
数百年単位で練り上げられてきた芝居に人生をかけて取り組まれる方を、私も私なりにこの先の人生の時間を使って、ひとつひとつの芝居を大切に拝見していきたいと思います。
来月はどんな芝居が待っているのでしょうか。
楽しみに休みたいと思います。おやすみなさいませ。