皆さま大変ご無沙汰しております!春の訪れどころか既に3月も半ばに差し掛かってしまいましたが、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。
このすえひろはといえば、先月は集中的に創作活動を行っておりまして、その期間と脱力期間でこのように矢のごとく時が流れてしまいました。おかげさまで健康に過ごしております。
さも忙しそうに書いてしまいましたが、歌舞伎に関しては何一つ諦めることなく、先月も今月も定額制などを活用して時間の許す限り通い詰めております。
なぜなら。三度の飯よりも大好きな仁左衛門さんが二月・三月・四月と大活躍なさっているからに他なりません。諦めるはずがありません。
そんな仁左衛門さんが、本日3月14日めでたく傘寿となられましたね…!
なんとおめでたいのでしょうか…。このようにうれしいことはありません。。
Googleで「片岡仁左衛門」と検索してみますと、(年齢80歳)と表示されているんですよね…。継続的に芝居を拝見していると、とにかく若々しく見受けられるので、信じがたい数字です。
(余談ですが昨日は(年齢79歳)の表示を見納めてきました。しかしながら、うっかりスクリーンショットを怠り無念です。しかし舞台は拝見し、79歳の仁左衛門さんを見納めてまいりました。素晴らしかったです。近く80歳の仁左衛門さんも拝見します)
ご本人の鍛錬と周りの方々のサポートの賜物なのだろうなと想像しますと、当代の歌舞伎座開場より10年を超えた今でも変わらずお姿を拝見できること、奇跡のようなことだなあとつくづく思います。ありがたい限りです。
「尊い」という言葉が広く使われている昨今、もはやそれしか表現しようもないありがたさを感じます。
どうか体にご無理のないように、休み休み長くお姿を見せていただきたいという思いの反面、仁左衛門さんの思い通りの役を思い通りにお勤めになってほしい、そしてそれをできる限りこの目で拝見したいという思いも募り、相反する願いに心が散り散りになりそうです。
とにかく今後も末永くご健康で、変わらず舞台の上にお出ましくださいますように。米寿のお祝いをこのブログにしたためる日を楽しみに、日々の芝居を噛みしめて参ります。
仁左衛門さん、本当にお誕生日おめでとうございます。
ワールドワイドウェブの片隅から心よりお慶び申し上げます。