今日は国立劇場へ出かけ、
社会人のための歌舞伎鑑賞教室
歌舞伎十八番の内 毛抜
を見てまいりました!
「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」は金曜の夜に設定されている公演で、
会社帰りにも立ち寄ることのできる大変ありがたいものです。
今日も会社勤めと思しき方々が大勢いらしていて、解説「歌舞伎のみかた」では新鮮な驚きの声がそこかしこから聞こえてきました。
今回の解説には写真撮影タイムが!
今回の解説「歌舞伎のみかた」はイケメン花形役者の中村隼人さんがお勤めです。
隼人さんはとてもイケメンなだけでなくサービス精神も旺盛な方のようで、
見どころやお約束の解説に加え、なんと毛振りまで披露されていました!
歌舞伎=毛振りのイメージは根強いものですから、初めての方や外国の方にとっては感激のプログラムだと思います。
毛抜への上手な伏線もあり、なるほどなぁと唸ってしまいました。
また、なんと今回は写真撮影タイムが!
舞台の上の隼人さんの写真を撮影し、
「♯歌舞伎みたよとハッシュタグをつけて投稿してください」
とのことでした。
すえひろはあいにく三階からでしたのでこのようにぼやけてしまいましたが…
なんとなく面影がお分かりいただけますでしょうか(*´艸`)
どれほどぼやけていようと、イケメンはイケメンであります。
InstagramやTwitterで幅広い世代の方々に「♯歌舞伎みたよ」の輪が広がるといいですね!
もちろん写真撮影タイム以外では、必ず携帯電話の電源は切りましょう(人'v`*)
本編の毛抜も好きな演目なので、大変楽しく拝見しました!
すえひろの好きな粂寺弾正は團十郎さんや左團次さんがお勤めになったものなので、
線の細いイメージの錦之助さんがお勤めになる粂寺弾正はどんな雰囲気なのか、
全く想像できないなぁ…と思っていたのですが、
いざ拝見してみるととてもチャーミングでほっこりとしてしまうようなものでした(´▽`)
同じ演目でも、配役が変われば違った味わいになります。
今回初めてご覧になり「演目がおもしろかった!」と思われた方はぜひ、
またいろいろな配役での毛抜をご覧になってみてくださいね(人'v`*)
初歌舞伎のわくわく
劇場の中を歩いていると歌舞伎を初めてご覧になった方の楽しげな会話が聞こえてきて、ひとりワクワクしておりました。
学生であれば学校教育の一環として歌舞伎などの伝統芸能に触れる機会もありますが、社会人となってしまうと、いざ踏み込もうにも勇気がいるものかもしれません。
こうした歌舞伎鑑賞教室のような機会がもっと広く知れ渡り、身近なものになればいいなぁと思いました。
また、歌舞伎の公演は夜の部であっても夕方16時頃から始まったりと、働く人にとってなかなか厳しい時間設定であります。
今日の来場者の雰囲気を見るに18時すぎから始まる公演がもっとあれば、歌舞伎人口は増えるかもしれませんね(n´v`n)