こんばんは♪
ただいま上演中の六月大歌舞伎「義経千本桜」
第三部「川連法眼館」は、新しい歌舞伎座初の宙乗りが披露されるということで大きな話題になっていますヽ(。>▽<。)ノ
ワイヤーロープで役者が吊り上げられる宙乗りは、三階席や幕見席でも役者を間近に見られるとてもうれしい演出です!
まるでサーカスショーのように華やかなものですがその歴史は意外にも古く、元禄*1ごろから行われてきましたΣ('0'o)
江戸時代の機械は、非常にデンジャラスなものだったそうですよ(・.・;)
舞台天井のスノコ状の溝に、木でできた台車をかませて、
そこから綱をおろして背負子を着た役者を吊り下げて動かしたのだといいます。
考えただけでも危ない、危ないわいなとドキドキしてしまいますよね…。
宝暦期*2には、大坂の軽業師*3出身とされていた役者が江戸へやってきて、
あの道成寺を軽業で演じて大評判となっていたのだそうです!
今でこそ古典芸能である歌舞伎ですが、きっと当時のお客さんはさぞかし驚き楽しんだことでしょう。
当時においてはジャニーズのコンサートのようなポップなエンターテインメントであったはずです。
技術が発達した現代においても変わらずに歌舞伎を楽しめることを本当にしあわせに思います(n´v`n)
先日は宙乗り演出で機械トラブルがあったそうで、どなたにもお怪我がなく本当に良かったと安堵しております。。
四の切は残すところあと数日、そして来月の流星もどうか無事に終わりますようにと心から祈っております(人'v`*)