早いもので十月ももう終わり…
ハロウィンの今日は勘九郎さんのお誕生日ですね!おめでたいことです。
お誕生日には疎い私ですが、なんだか印象的で記憶しておりました(´▽`)
今月はやはり仁左衛門さんの
「通し狂言 霊験亀山鉾」が一番の思い出です!
ここ数か月のなかで一番の必死さをもって劇場に通い、
血眼になって見てしまいました…
仁左衛門さんは上演前、「最後かも?」とおっしゃっていましたが、
そうおっしゃらずまたぜひ見せていただきたい…と再演を切望しております。゚゚(´□`。)°゚。
写真は、演出の一環で下げ売りの方々が配っていらした瓦版であります。
公演中のとある日、運良くキャッチすることができましたヽ(。>▽<。)ノ
中央が仁左衛門さんお勤めの藤田水右衛門の姿ですね!
鼻筋が見事に通っています(n´v`n)
藤田水右衛門の面体をあらわす
「鼻の高い、目の内涼しい、苦みばしったいい男」
などという言葉が、芝居のなかで繰り返されるたび、
客席じゅうからなんとなく
\ウフフフ…(*´艸`)/
と、そよそよした笑いが起こります。
その笑いのなかに、
乙女のような恥じらいとどこか満足気な雰囲気を感じとり、
あぁ…!共通認識…!!
「鼻の高い、目の内涼しい、苦みばしったいい男」
「片岡仁左衛門に生き写し」を見にいらしてるんですよね…!
私もなんです…!私もそのためにここにいます…!
と、ひとり大興奮しておりました。
こういった感覚は、やはりその場にいなければ味わうことができませんから、
芝居見物の醍醐味のひとつともいえるものですね…!
とにかくしあわせな時間でありました。
さて、来月はどんな芝居が待っているのでしょうか、
楽しみに今夜は休みたいと思います。
おやすみなさいませ(人'v`*)