歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新して10周年を迎えました。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【あす14日】歌舞伎座・十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ チケット一般発売! 2024年

あす14日(月)は11月の歌舞伎座公演

十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へのチケット一般発売日です!

当初は毎年恒例の「吉例顔見世大歌舞伎」の上演が発表されていましたが、舞台機構の工事と並行しての特別企画上演に変わりました。舞台機構に何が起こっているのか知る由もありませんが、公演を変更するほどのっぴきならない状況だったのだろうと想像します。大きな事故などが発生する前の工事で本当によかったですね。

特別企画ということで価格設定もお手頃で、午前の部では学生さんの団体も多いようです。さらに、工事の関係か公演回数が通常の歌舞伎座公演よりかなり少ないです。一幕見席のチケットの販売もないそうです。チケットは早めの確保をおすすめいたします!

公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

一般発売日

10月14日(月・祝)10:00~

【チケットWeb松竹】

会期・上演時間

2024年11月1日(金)~23日(土・祝)

午前の部 11:00~
午後の部 16:00~

チケット料金

一等席・1階桟敷席     9,000円
二等席    4,500円
3階席    3,000円

おすすめのポイント

十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へは、ふだんの歌舞伎公演とは違う特別企画で上演されるようです。

歌舞伎座の裏側や歌舞伎の魅力を紹介する「ようこそ歌舞伎座へ」というプログラムもあり、歌舞伎座が初めての方、また歌舞伎そのものが初めての方にもぴったりの公演になりそうですね。

 

もちろん歌舞伎演目の上演も予定されています!演目は「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」と舞踊「石橋(しゃっきょう)」の二本立てです。それぞれの内容を簡単にご紹介いたします。

 

三人吉三巴白浪」は、幕末時代に活躍した名作者・河竹黙阿弥の代表的な演目。今回は「大川端庚申塚の場」という名シーンのみの上演です。

大川端庚申塚の場は、節分の夜、吉三郎の名を持つ3人の盗賊が運命的に出会い、義兄弟の契りを交わす…というただそれだけのワンシーンです。ドラマの展開は特にありません。

しかしながら、七五調で綴られた音楽のようなセリフの魅力、3人それぞれのキャラクターの魅力、役者さんそのものの魅力、全てが一体となることで、理屈抜きに心が躍ります。「何が何やらよくわからないがとにかくカッコいい」という歌舞伎らしい楽しさが味わえる演目です。

 

石橋(しゃっきょう)」は赤や白の長い毛をぶんぶんと振り回して見事に踊る舞踊で、歌舞伎と聞いて多くの方が思い描くものであろうと思います。あの長い毛は獅子の精を表現したものです。

獅子というのは、文殊菩薩の乗り物とされている中国の伝説上の生き物。天竺の清涼山という山には大変深い谷があり、そこには苔むした石橋がかかっていて、そのたもとで獅子が戯れていると考えられています。

そんな石橋の獅子たちをモチーフにした舞踊作品がたくさんあり、そのうちの一つが「石橋」です。歌舞伎を見たなあという満足感が非常に大きい演目ですので、初めての方にも大変おすすめです!

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