本日、歌舞伎座にて八月納涼歌舞伎が
新橋演舞場にてNARUTO-ナルト-が千穐楽を迎えました!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
今月は夏休みらしく親しみやすい新作歌舞伎が続々披露され
劇場はとてもにぎやかなようすでしたね!
そんな新作歌舞伎のなかでこのすえひろが一番おもしろく拝見したのは
第一部の「心中月夜星野屋」でしょうか。
この演目は「廓噺山名屋浦里」とともに、さまざまな配役で永く拝見してみたいものです。
大人気の「東海道中膝栗毛」今年も客席は大盛り上がりでしたね。
古典歌舞伎のパロディーをふんだんに盛り込むことで
初めて歌舞伎をご覧になる方も知らず知らずのうちに楽しみながら古典に親しむことができ
後から古典歌舞伎を見た時に親近感が持てるのかもしれないなと思います!
しかしながらこの「後から古典歌舞伎を見る」という機会が
どれほどあるのかは未知数です。
あくまでも個人的な妄想ですが、
「東海道中膝栗毛」をもう少しコンパクトにして
その後で劇中で使われているパロディの元ネタになった古典演目をひとつ
一緒に上演してくださったら、もっともっとおもしろいんじゃないかなぁと思います。
若手の方々が古典に挑戦する機会にもなり、
納涼歌舞伎らしい楽しみがありそうです。
唯一と言っていい古典の名作「盟三五大切」については、
自分の中にあった薩摩源五兵衛の印象と大きな違いがあり
もう少し考察するために数度見たかったのですが叶わず残念に思っています。
来年の八月納涼歌舞伎はどんな方向性になるのでしょうか。
勘九郎さんや巳之助さんがご出演になることを願いつつ、
楽しみに待ちたいと思います。
また「NARUTO-ナルト-」は想像よりもずっと楽しむことができたのも印象的でした!
新作歌舞伎、しかも漫画原作の演目で義太夫節が聞けるというのは本当にうれしく、
それだけでもあぁ歌舞伎を見たなぁというしあわせに心が躍ります。
今後も繰り返して上演されることが想像されますので、
それによる味わいの変化がまた楽しみです。