ただいま歌舞伎座で上演中の
猿若祭二月大歌舞伎!
タイトルに江戸歌舞伎三百九十年と銘打たれた公演ですので、簡単にではありますが今月は江戸の町と歌舞伎についてお話してみたいと思います(人'v`*)
歌舞伎のはじまり
歌舞伎といえば江戸というイメージが強いかと思いますが…
実はその始まりは京都
1603年鴨川の四条河原で出雲阿国という女性がかぶき踊りをしたのがはじまりとされています(´▽`)
東の街でも歌舞伎は成長しつづけ、20年後…
猿若勘三郎(初代 中村勘三郎)が江戸の京橋近くに中村座という芝居小屋をオープンします。
ここをはじまりとして江戸の街には3つの芝居小屋が作られ、歌舞伎は一大エンターテインメントとして盛り上がりを見せていったのでした。
今もなおつづく江戸の歌舞伎たのしみの原点である、中村座が作られたその場所には「江戸歌舞伎発祥の地」として記念碑が作られています。
ここは歌舞伎座からほど近い場所ですので、今月歌舞伎座へ遠征なさる方も少し足を延ばして江戸時代の芝居小屋の賑わいに思いを馳せてみてくださいね(n´v`n)
歌舞伎座からのみちのり
歌舞伎座前の大きな通り・晴海通りをまっすぐ歩いてゆき、三越を右手、和光を左手に見ながら右に曲がります。この通りが銀座の中央通りです。
そのままはるばる、道が高速道路とぶつかるところまで歩いてゆきますと、
三菱UFJ銀行の向かいに見える大きな石碑が「歌舞伎発祥の地」の碑です!
日本語だけでなく英語の碑文も付いていますので、外国の方との芝居見物の際にも安心ですね(´▽`)
歌舞伎座からですとだいたい10分~15分みていただければよいかと思います。
中央通りは東京の象徴ともいえる銀座のメインストリートですから、たいへん気持ちの良い通りです。
日曜日は歩行者天国もありますのでゆったりとしたお散歩をお楽しみくださいね!