昨日の歌舞伎美人で驚きの発表があったようです…
なんと平成30年8月の新橋演舞場で
新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」
の上演が決まったのだそうです!!やややややΣ('0'o)
巳之助さんがうずまきナルト役ということは判明しており、どうやら主役のようです。
となると歌舞伎座の八月納涼歌舞伎にはご出演にならないのですね…
主演はおめでたいことなのだと思いますが、さみしいです(。´_`。)
調べてみますと、
「NARUTO-ナルトー」とは週刊少年ジャンプにて
1999から2014年の15年間にわたって連載された忍者アクション漫画。
物語としては、落ちこぼれの忍者・うずまきナルト君が
親友でありライバルのうちはサスケ君と共に成長してゆくといったもののようであります。
国内ではシリーズ累計1億4000万分も売り上げ、
外国でも40を超える国と地域で読まれている超人気作です。
初の外国人女流棋士・カロリーナ・ステチェンスカさんも
「NARUTOを読んで将棋に興味を持った」とおっしゃっていました。
となると、日本伝統のなにかとリンクするようなものが根底にある作品なのでしょうか。
漫画にさほど馴染みがないため、あいにく読んだことがなく見当もつきません(>_<)
NARUTOって一体どんなお話なんだろうとAmazonで検索すると
なんと全72巻もありました…!絶望しております…!
NARUTO-ナルト- コミック 全72巻完結セット (ジャンプコミックス)
- 作者: 岸本斉史
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おぼろげな記憶ですが学生の頃、
今週の成り行きを話題にしているクラスメイトがいたように思います。
あの時借りて読んでいれば、自分が今どう感じたのか気になります。
猿之助さんの凄まじい知性も相まって
ワンピース歌舞伎は大きな盛り上がりを見せましたが、
漫画の歌舞伎化は今後も続々となされてゆくのでしょうか?
上演を重ねるごとに演出がたくさん削ぎ落とされ、役者の芸が磨かれ、確立して、
「古典歌舞伎」として残ってゆくものが一つでもあるといいなぁ…と願ってやみません。
そして、
これは長編の滑稽本や読本が歌舞伎の演目になったような感覚で受け止めれば良いのかなぁ…
と、新時代の香りにやや慌てております…!
曽我兄弟の仇討ちや仮名手本忠臣蔵の筋もみんなが知っていたように、
人気漫画の筋が共通認識となる時代がやってくるのだとすれば、
今後やってくる歌舞伎の新時代では、
若者であったはずの私は置いてけぼりになってしまうのでしょうか…
なにやらよくわからない焦燥感に、ドドキドキしております…((・_・;)))