月末の12月26日(水)歌舞伎座タワー5階の歌舞伎座ギャラリーにて
松竹秘蔵のたいへん貴重な舞台映像を上演するイベント
「歌舞伎懐かし堂」の第八回が開催されるそうです。
チケット発売が迫っておりますが、今回は特に人気が出そうな演目です!
なんと昭和の名優・十七代目勘三郎さんと勘九郎時代の十八代目勘三郎さんが
親子で共演された昭和45(1970)年5月歌舞伎座の「連獅子(れんじし)」であります!
これはとにかく伝説的な舞台…!たまらないセレクトです…!
十八代が13歳のときに初役で挑まれた連獅子が大評判となり、
まもなく15歳という年齢で再び挑まれたのがこの舞台。
還暦の十七代がお勤めになる親獅子と10代の少年である十八代の仔獅子の共演は、
親子ならではの情愛を感じさせ、演目の世界と見事にマッチする
大変素晴らしいものであったそうであります。
ちょうど先日の12月5日で、
十八代勘三郎さんがこの世を去られてちょうど6年が経ちました。
年月が経てば経つほどに、本当にいらっしゃらないのかな?
長らくお休みされているだけで、いつかまた見ることができそうな気がする…
というような思いが湧いてきます。
というよりも、そう思いたいのかもしれません。
どなたにおいてもそうですが、誰かの代わりになるような方はどこにもいません。
この数年間の間に味わったこのうえない喪失感の連続というのが
ようやく現実のものとして立ち上ってきたような気がしています。
そんな勘三郎さんのあまりにも貴重な映像、
これを逃したらいつ見られるかわかりません。
激しいチケット争奪戦となりそうですが逃さないようにしたいところです!
上演日時
2018年12月26日(水)18:30開映(18:15開場)
チケット発売
2018年12月11日(火)12:00発売
入場料は全席指定で1500円とのこと。
とても貴重な機会ですから、どうぞお見逃しなく!