歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。 歌舞伎歴10年の20代。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【上方文化を極めたい】大阪くらしの今昔館 編

上方の文化をもっと知ることができたなら、

文楽や義太夫狂言、上方の演目、ひいては歌舞伎そのものが

何倍もおもしろくなるはずだ…!!!!!

というひらめきのもと、一生かけて大坂を究めんとしています!

大坂の町を実物大で復元!

今年の夏は手はじめに、外国の方に大人気だという

大阪くらしの今昔館に出かけてまいりました!!

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ここは江戸・天保期の大坂の街並みが実物大で復元された住まいのミュージアムです。

実はすえひろの地元・東京の下町エリアにも深川江戸資料館なるスポットがあり、

同じように江戸の街並みが実物大で再現されております!

大坂と江戸の違いはどんな感じかなあと楽しみに入館いたしました。

 

入るとすぐに、桂米朝師匠の軽やかなナレーションが聞こえてきます。

 「町家」を「まっちゃ」と発音なさっていて、

そうか大阪ではこうおっしゃるのだなとドキドキしました!

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写真では一切伝わりませんが、この空間は猛烈な喧噪に包まれております。

芝居仲間から事前に「外国の方に大人気」というのは伺っていたのですが、

一体どこの国に来たのか混乱するほどに外国の方が詰めかけていました。

 

それもそのはず、30分500円の着物体験を実施しているのですね!

はるばる日本に来て、こんな素敵な空間で、ワンコインでKIMONOが着れるなんて…

これは大いに盛り上がるはずであります。

さすが大阪、すばらしいサービスだと思いました。 

みなさん猛烈な勢いで自撮りをなさっていました。

 

大盛り上がりのなか、一人の日本人がぐいぐい押し入るのも気が引けたので、

また来ようと思い今回はさっぱりとした見学です。

 

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こちらは浄瑠璃本のお店。

 

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播磨屋の紋も。 

 

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大阪市指定文化財の船形山車です。

金ぴかの細工が素晴らしかったです!!

 

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商売で成功したお金持ちのおうちのようです!ものすごいです。

 

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花嫁道具で作ったお獅子だそうです…!!仰天です!!!!!!

 

地元の深川江戸資料館や江戸東京博物館を見慣れている身としては、

次々に登場するきらびやかなインテリアやお祭りの出し物などに大いに衝撃を受けました…!

 

江戸ではスッキリとしたデザインの方が人気があったことも影響しているはずですが、

深川江戸資料館の住まいは全体的に飾り気がなくどんよりとして、

「俺ァこの長屋で一生終わるのかナ…」とでも言いたいような思いがします。

 

(偏見に満ちた個人の感想です)

 

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しかし大阪くらしの今昔館の長屋には鼓や三味線が置いてあり、

なんだか楽しく暮らしていそうな雰囲気がぷんぷんしてきます。

 

横には金ぴかの商売屋やお屋敷も並んでいますし、

がんばったらあんなふうになれるかもしれないぞと希望も持てたかもしれません。

つまり、ビッグビジネスの香りがします!!

 

大坂ってこんなにも経済的に豊かだったのか…!!さすが商都…!

と、江戸との違いをありありと感じました。

 

近代の展示も精巧なジオラマがたくさんあり、

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」や「カーネーション」などを楽しく拝見している身としては、

大好きなドラマの世界にいるようでとても楽しくなりました。

 

図録が非常に充実していて、上方狂言を見る際にとても参考になりそうです。

おでかけの際はぜひチェックなさってみてください!

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