歌舞伎座の八月納涼歌舞伎が本日千穐楽を迎えました!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
今日すえひろは第三部に入っておりました!
橋之助さんによる橋之助として最後の土蜘、幕切れ前の雄々しい声が素敵でした…(n´v`n)
間狂言では、個人的に好きな役者さんが揃っていて幸せでした。上手な方の踊りは本当に見ていて楽しい気持ちになります!
そして廓噺山名屋浦里では、1人で見ていたということもありほろほろと涙が溢れてしまいました…。゚(p'д`q*)゚。
幕切れには、客席中から万雷の拍手!!!
「あぁやっぱりいいお芝居でしたよね…本当にこの演目が後世に残りますように…」
と思い、幸せな気持ちいっぱいで席を立とうとしましたが…
なんと拍手の音は一向に鳴り止まず!Σ('0'o)
かといってカーテンコールをぐいぐいと促すような手拍子でもなく…たまには素敵だなぁと思いながら、出るタイミングを逃してしまいじっと佇んでおりました。
すると幕が開き、勘九郎さん七之助さんはじめご出演の方々がお出ましに。
わぁ!と大喜びの客席ヽ(。>▽<。)ノ
ご出演の方々はなにやら客席のどなたかを探していらっしゃるようで、おいでおいでとジェスチャーなさっていました。
どなたかな?と思っていると、
なんと花道から舞台にやってきたのは
鶴瓶さんとタモリさんでした!!!Σ('0'o)
突如現れた大スターに客席は騒然となり
湧きに湧いて大盛り上がり…!
というのもこの廓噺山名屋浦里は、タモリさん発案・鶴瓶さん作の新作落語を勘九郎さんの希望で歌舞伎にした作品なんですね。
舞台上から、制作の裏話を少し伺うことができました(´▽`)
鶴瓶さんとタモリさんのお話
覚えている限りの内容を書いてみます。語尾などは変えてしまいましたので、意訳と思っていただければ幸いです。
鶴瓶さん
「いいともの楽屋でタモリさんからこの話を聞いて、落語を作って上演したのが2015年のはじめ。そこからこんなに早く歌舞伎になるとは思いもよらないことでした。歌舞伎になったものを見ると不思議ですね、だってこれ、私1人でやってるんですよ(笑)」
タモリさん
「以前ブラタモリで吉原を訪れて、昔から興味があったということもあり自分でいろいろな資料をあたり調べていたところ、このお話の実話に出会いました。それを落語にしたら?と鶴瓶に話したところ、ワシやる、と。そこからこんなに早く、こんな風に歌舞伎になるなんて驚きました」
…といったような内容でした。
メモを取りながら聞いていたわけではないので、間違っているかもしれませんがご容赦ください(>_<)
そして最後は、
「アーー↑イーーー↑(人'v`*)」
とタモリさんによる唐突な禿(子役)のモノマネで客席は笑いの渦に!(´▽`)
さすがのお二人、ただしんみりとは終えないところがとてもかっこいいですね…!
嬉しそうな勘九郎さん七之助さんの表情が忘れられません。
この物語が実話だったということは初めて知りましたので、とても良いお話を伺うことができました。
芝居の内容はもちろんのこと、
大好きなタモリさんと鶴瓶さんをこの目で拝見できたということにも感無量…なんとも言えぬしあわせな千穐楽でした…!。゚゚(´□`。)°゚。