歌舞伎の歴史に名を刻む偉大な作者・鶴屋南北!
その魅力は私のような若輩ではとても語り尽くせないのですが、
前回一応お話いたしました(´▽`)
そんな鶴屋南北のお墓が有名な観光地のすぐ近くにありますので、
ひとつご紹介したいと思います!
東京スカイツリーからすぐ!春慶寺
南北のお墓は、東京スカイツリーのすぐ近く
押上駅A2出口から徒歩1分の場所にある春慶寺というお寺にあります。
春慶寺はビル式の近代的なお寺で一見お寺には見えません。
すえひろも子供の頃から何度も前を通っていますが
これはお寺だったのかと認識したのは大人になってからなので、
お出かけの際は通り過ぎないようどうぞご注意くださいね。
肝心の南北のお墓は、お寺の中や墓地に入らずにお参りすることができます!
一階エントランスの横にでかでかと建てられているので、すぐにわかるはずです。
南北は1829年(文政12)年11月27日に亡くなり、
翌年の1月13日にこの春慶寺でお葬式が行われました。
その日は深川の自宅から春慶寺まで
裃を付けた役者たちがずらりと行列をなしたのだと伝わっています。
深川からここまでは4~5キロありますから、とんでもなく長い葬列です。
なんと南北は生前、自分の葬式をおめでたい萬歳に仕立てた
「寂光門松後萬歳(しでのかどまつごまんざい)」という作品を用意していて、
お葬式で実際に台本が配られたようです。
なんて粋なことをするのだろう…とかっこよさに震えてしまいます。
「鬼平犯科帳」にも登場することで有名な春慶寺。
歌舞伎ファン必見のスポットです!
地図
ここは東京の東に育ったすえひろにとっては大変身近な土地であるため
とても誇らしく、またうれしく思っております(n´v`n)
遠方の方もお江戸へ遠征の際は、ぜひお運びくださいね♪