ただいまロームシアター京都にて上演中の
京の年中行事
當る戌歳 吉例顔見世興行
中村橋之助改め 八代目 中村芝翫 襲名披露
中村国生改め 四代目中村橋之助
中村宗生改め 三代目中村福之助 襲名披露
中村宜生改め 四代目中村歌之助
いよいよ新芝翫さんと三人のご子息、四人同時襲名の舞台が
京都の顔見世へとやってきましたね(人'v`*)
芝翫さんの襲名披露狂言の一つとして
昼の部「義経千本桜 渡海屋・大物浦」があります!
江戸時代に生まれた戯曲の最高峰であり三大狂言にも数えられる
義経千本桜の中の壮大な悲劇のドラマとして、
誕生から270年にわたってたくさんの人々の心を動かしてきた名作です。
この演目についてはこちらのブログでも以前より何度かお話しておりますので、
ここにひとつまとめておきたいと思います!
これまでのお話&簡単なあらすじ
とても長い物語であり、
思い入れもあるためついつい長々と3本立てであらすじをお話してしまっています。
お芝居の型によって少し違う部分も出てきますので、
流れを把握する程度にお読みいただければと思います!
あらすじ【上】
あらすじ【中】
あらすじ【下】
主人公・渡海屋銀平について
今月、芝翫さんがお勤めになる主人公
渡海屋銀平 実は新中納言知盛について、衣装や芸談などのお話をいたしました!
渡海屋・大物浦は特に好きな演目ですので
ひとつひとつのお話がやたらと長くなっていますけれども、
私などではまだまだお話し尽せない魅力に溢れています…!
京都の顔見世と言えば観光行事のひとつとしても大変有名ですから、
初めての芝居見物のため冬の京都へ遠征なさるという方も多いのではないでしょうか。
拙い物ですが何らかのお役に立てればうれしく思います。
冬の京都はとても寒いですが、どうぞ良い旅をお過ごしください(´▽`)