本日、歌舞伎座にて
團菊祭五月大歌舞伎が千穐楽を迎えました!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
このすえひろも今日は昼夜通して拝見してまいりました!
歌舞伎座の一階には團十郎さんの祭壇があり、
花に全く詳しくなく牡丹なのか芍薬なのかわかりませんが
とにかくそのようすで團十郎さんを思い出すような
たいへん華やかな大輪のお花が供えられていて、懐かしく思いました。
そんな團十郎さんの華やかさ、大きさ、かわいらしさを思い出す
歌舞伎十八番のオンパレードである昼の部「雷神不動北山櫻」
團十郎さんが舞台の上においでになるだけでうれしくなってくるような
あの気持ちを海老蔵さんのお姿に重ねて陶酔しておりました。
歌舞伎十八番「鳴神」の三幕目は特に楽しく
菊之助さんがお勤めになった雲の絶間姫の猛烈な色香と
海老蔵さんの鳴神上人の新鮮なうろたえぶり、裏切りのあとの憤怒…
おふたりのグルーブ感に夢中になりました。
そしてやはりなんといっても
夜の部「弁天娘女男白浪」の気持ちのよさ…
こちらも菊五郎さんと左團次さんのグルーブ感に酔いしれて
いつまでもいつまでもこの空間にいたいと思いました。
菊五郎さんの弁天小僧はどこまでも”小僧”でした。
やんちゃで、生意気で、見ていてワクワクしてしまう小僧ぶりです。
こちらからはすべてが何気なくおもしろく運んでいるように見えているけれど、
ひとつひとつの所作やせりふの緩急にはきっと長年のゆるぎない一筋があるんだ
だからこんなにワクワクするんだろうと感じ、ぐっと胸が熱くなりました。
すがすがしさに満ちた、素晴らしい千穐楽でした!