歌舞伎座で上演中の吉例顔見世大歌舞伎!
この週末を利用して、このすえひろもさっそく見物してまいりました!
昼の部・夜の部ともに拝見しましたので、少しばかり感想をメモしておきたいと思います。
昼の部に続き、夜の部です…
「絶景かな、絶景かな」
夜の部は「楼門五三桐」「文売り」「隅田川続俤」
短い演目2本に長尺の法界坊という狂言立てでありました。
約4時間の滞在時間の中でたった15分間の「楼門五三桐」
しかも3B席から見ていましたので後半は下半身しか見えなかった吉右衛門さんの
「絶景かな」の興奮が鮮烈で、数日たった今でも胸に残っております。
何度も拝見しているはずであり、あの場面で手に汗握るようなドラマが展開されるわけではないのに、
何度だって興奮できるというのはすごいことですよね。
ああ歌舞伎ってすごいなあ、芝居の楽しみというのは本当に奥深いものだなあと
改めて実感いたしました。
また、猿之助さんが初役で挑まれている「法界坊」
隼人さんがいじり倒されていて、思わず笑ってしまいました(´▽`)
どうやら日によって少し違うようですので、
これからご覧になる方はぜひ楽しみになさっていてください。
上演が始まりしばらくしてからはたと気づきましたが、
尾上右近さん、巳之助さん、隼人さんとワンピース歌舞伎でご活躍だった
若手花形の方々が並んでおいでなのですね!
ワンピース歌舞伎で歌舞伎を初めてご覧になった方には
みなさまの古典歌舞伎でのご活躍はかなり新鮮なのではなかろうかと思われます。
今月の「法界坊」、幕見席ならば当日購入できますのでぜひにとおすすめいたします!