本日2日、東西の劇場にて初芝居の幕が開きました!おめでとうございます!
歌舞伎座では壽初春大歌舞伎、大阪松竹座では坂東玉三郎 初春特別舞踊公演がそれぞれ初日を迎えました。
2021年最初の公演、今年こそ良い年になりますように!
無事に千穐楽まで全日程で上演が続くよう切に願っております!
歌舞伎座は今月から幕間あり
歌舞伎座ではこれまで幕間なしの四部制という体制が取られていましたが、この壽初春大歌舞伎から幕間ありの三部制公演に変更されました!
しかしながら引き続きお食事はできません。幕間があるとついつい気が緩んで歓談してしまいそうですが、ロビー及び客席での会話は控えるようにとの方針も変わりません。現在の東京はもはやどこで感染するかわからない状況ですから、歌舞伎座のなかに感染を拡げないよう充分注意してまいりましょう。
バランスの良い狂言立てで歌舞伎を初めてご覧になる方にはどの幕もオススメですが、テレビでよく見る方を見てみたいという方には第二部、せっかく歌舞伎を見るならくまどりが見てみたいという方には第三部がおすすめです。
個人的に楽しみなのは第二部の「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」です!新年早々吉右衛門さんの由良之助を拝見できるという贅沢を噛みしめたいと思います。
大阪松竹座は玉三郎さんの初春特別舞踊公演
今回の大阪松竹座のお正月公演は玉三郎さんによる特別舞踊公演です!
「傾城雪吉原」は2年ほど前に歌舞伎座で上演された新作舞踊であります。南座や御園座でも上演され、今回大阪松竹座でも上演されることとなりました。
この公演も幕間がありますが、お食事はできませんしロビー・客席での会話は控えるよう推奨されていますので十分注意してまいりましょう!