歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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あさって放送のNHK古典芸能への招待は「中村吉右衛門の至芸」

寒い日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

流行り病の勢いはいまだ衰えず、心配な毎日ですね。流行り病はもとより、寒さでお風邪など召されませんよう何卒ご自愛ください。

このすえひろはといえば、健康のため朝の散歩を日課にすることにしたところ、やめ時がわからなくなってしまい、寒い日もつい無理しております。続けるのが得意といえば良く聞こえますが、いつもやめ方がわからないので少し困っています。風邪を引かぬよう充分気を付けたいと思います。

 

それはさておき、あさって30日(日)21時~23日 NHKEテレで放送される「古典芸能への招待」は、「中村吉右衛門の至芸」と題しての豪華な名場面ダイジェストだそうです。どのような役どころが選ばれているのでしょうか。

さらに2013年歌舞伎座こけら落とし公演の「熊谷陣屋」をノーカットで放送とのことです。この舞台は仁左衛門さん玉三郎さんもご出演の超豪華配役ですので永久保存版ですね。せっかくですのでこのすえひろも高画質で保存しておこうと思います。

これまでの追悼番組等も保存していますが、たまらない気持ちになってしまうのでまだ全てを拝見できておりませんで、こんな時どうしたらいいのかわからずにいます。同じ方、もっとおつらい方が日本中においでのことと思います。ゆっくりまいりましょう。

  

今回初めてご覧になる方のために「熊谷陣屋」をごく簡単にお話いたしますと、源平の世界においてある一家に起こった悲劇の物語です。

「一枝を伐らば一指を切るべし」というメッセージを主君・義経から託された熊谷次郎直実というさむらいが、このメッセージを「後白河法皇の子である敦盛を守るために一子を斬るべし」と解釈。義経への忠義のため大切な我が子を手にかけ、仏の道を選ぶというお話であります。

過去のまとめがありますので、もしご興味をお持ちでしたらご一読くださいませ。

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放送の詳細

www.nhk.jp

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