歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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いよいよ歌舞伎座の花横が…!

今日から急激に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

まもなく京都は顔見世の季節ですね!まねきが上がっているところを新聞で拝見し、ワクワクしておりました。京都へ出かける日を心待ちにしております。

このすえひろはといえば、昨日M-1グランプリ準決勝を生配信にて拝見いたしまして、数時間にわたって笑いに笑い、しばしの間を置いて結果に一喜一憂するという大変忙しい一日を過ごしました。こちらも冬の風物詩ですね。ジャンルを問わず、芸事に携わる方々の人生模様を垣間見ると胸が熱くなります。今月半ばの決勝戦も楽しみです。

花横の販売が再開…!

それはそうとつい先日、吉報がもたらされましたね…!!

2023年1月から歌舞伎座の花道横の座席の販売がついに再開され、1階から3階まで全席が販売対象になるそうです!

「花横」と呼ばれる花道の真横の座席は、衣装に焚きしめたお香の香りや、おしろいの粉が舞うようす、役者さんが見得をする際の呼吸音などなど、格別な楽しみがいくつもありますから、これはうれしいですね!!

www.kabuki-bito.jp

しかしながら、まだ幕見席は販売されないとのことでした…残念です。外国からの観光客の方も増えてきているようですので、そろそろかなと期待しておりましたが、もう少しの辛抱のようです。

幕見席があったころは気軽にお友達を誘ったり、用事の帰りに一幕見たりと、いろいろな楽しみ方ができました。演目によっては、立ち見の方々で連日賑っていることもありましたね。一等席などに比べると相当にリーズナブルな切符で、人手も必要な座席ではありますが、それなりの収益源だったのではないかなと想像します。

今年の春に開催されるという歌舞伎座一周年の「鳳凰祭」には仁左衛門さんと玉三郎さんのご共演もありますから、この頃には再開されるといいですね…!どうにか現在の歌舞伎座の賑わいが保たれることを願っております。

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