歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【来たる9日】南座 坂東玉三郎 夏のひととき・特別公演 チケット一般発売!

来たる9日(金)は、京都の南座で7月に行われる坂東玉三郎 夏のひととき・特別舞踊公演のチケット一般発売日です!

玉三郎さんは近年、全国各地で頻繁に特別公演を開催されていて、夏の南座は今年で3年連続の上演です。今年は夏のひとときと題した新たな趣向の上演もあり楽しみですね。大きな劇場で玉三郎さんの歌舞伎の舞台を拝見できるのは貴重な機会になるのかもしれませんので、チケットは早めのチェックをおすすめいたします!

公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

www.kabuki-bito.jp

一般発売日

2023年6月9日(金)10:00~

【チケットWeb松竹】

会期・上演時間

夏のひととき

2023年7月29日(土)~30日(日)

14:00~

 

坂東玉三郎特別公演

2023年8月3日(木)~27日(日)

14:00~

休演:9日(水)、15日(火)、22日(火)

チケット料金(夏のひととき)

S席 12,000円
A席 7,000円

チケット料金(特別公演)

一等席 17,000円
二等席 9,000円
三等席 6,000円
特別席 18,000円

みどころ

今回の坂東玉三郎特別公演は夏らしい怪談のお芝居「怪談 牡丹灯籠」です。三遊亭圓朝の怪談噺を題材とした演目で、セリフが口語体に近いので初めての方にも大変わかりやすい内容です。

お話の内容をざっくりと申しますと、強欲な夫婦のもとにたびたび牡丹灯籠を携えた幽霊が尋ねてきて云々…というものです。幽霊はとある悲恋を抱えており、果たしてどうなるかというところです。今回の配役は昨年8月の「東海道四谷怪談」に引き続き、玉三郎さんの伴蔵女房お峰と愛之助さんの伴蔵というカップルであります。

 

それはそうと、玉三郎さんについてのネットニュースで「歌舞伎本興行から距離を置く意向」との見出しが気になっています…

news.yahoo.co.jp

 

こちらの記事では、かなりマイルドな表現になっていますよね。

natalie.mu

近ごろの問題を受けてお話の内容が切り取られ、より衝撃の強い部分が見出しにされただけで、たまには歌舞伎座にご出演くださると思いたいのですが…。役替わりの短期間でもご無理のない範囲で、たまにお姿を拝見したいのですが叶うでしょうか…

時が過ぎ去っていくのをひしひしと感じますね。なんともつらいですが、命のなかにある芸能の宿命ですので、こればかりはぐっとこらえて生きていかねばなりません。

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