こんばんは♪
今日6月6日は「楽器の日」「邦楽の日」「稽古の日」とも言われています。
これは"六歳の六月六日からお稽古ごとをはじめると芸事が上達する"という言い伝えが元となっているのだそうです。
現代の歌舞伎役者の方々は6歳を待たずに初お目見得・初舞台と、普通のお子様では難しいことをこなしてしまうわけですから、立派だなぁと思います(人'v`*)
コクーン歌舞伎開幕!
さて、本日6月6日は渋谷・bunkamura シアターコクーンで上演される「渋谷・コクーン歌舞伎 第十五弾 四谷怪談」の初日でございます!
おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
歌舞伎を好きになって間もない方のためにコクーン歌舞伎のこれまでについて少しばかりお話したいと思います(´▽`)
コクーン歌舞伎の歴史
コクーン歌舞伎は、今から22年前の1994年5月に上演された『東海道四谷怪談』で幕を開けました。
今は亡き十八代中村勘三郎さんの”江戸の芝居小屋の熱気を若者の街・渋谷で”という思いのもと、串田和美さんによる新たな演出で古典歌舞伎の世界を作り出し、上演のたびごとに大きな話題を生んできました!
『夏祭浪花鑑』『三人吉三』『桜姫』などの演目が革新的な演出で上演されてきましたが、その下敷きはどこまでも"古典歌舞伎"であるということが大きなポイントなのだろうとこのすえひろは思っております(n´v`n)
コクーン歌舞伎の特徴
一階席の一部が椅子のない平場席となっており、役者が真横を通り過ぎる臨場感、芝居小屋のような一体感を感じられます!
感じられます、いや…感じられるのではないでしょうか…
実はこうして偉そうにお話ししておきながら、私は立見席と二階席しか経験がないのです…申し訳ございません。゚゚(´□`。)°゚。
しかし、立見席から拝見した勘三郎さんのお姿は今でも鮮烈な思い出として残っております。それくらいに衝撃的なものでした…!
今回のコクーン歌舞伎は
第十五弾コクーン歌舞伎は、1994年、2006年に続き『四谷怪談』が上演されます。
「四谷怪談」と聞いて思い浮かべるのはやはり、恐ろしげなお岩さんですよね(>_<)
しかしこのお話の中で悲劇的な最後を遂げるのはお岩さんばかりではないのです…。今回のコクーン歌舞伎では、あまり上演されない「深川三角屋敷の場」を基に作られているとのことですから 、四谷怪談のイメージそのものが覆されるかもしれません。
上演日程・時間
上演日程は6月6日(月)〜29(木)
昼の部は12:00〜の回と13:30〜の回、夜の部が17:00〜の回と18:30〜の回の2パターンずつとなっています。
18:30〜の回は終演時刻が21:40ですので遠方の方や学生の方はどうぞお気をつけくださいね(人'v`*)
前売りチケットはすでに完売しておりますが、コクーン歌舞伎はなんと当日券の販売もありますのでそれについては後日またブログの記事にしたいと思います!
新しいブログの使い心地がよく、つい張り切って長々と書いてしまいました(*´艸`)
それでは今日はこのあたりで・・・