一月公演のお話をいろいろとしてきましたが、
新春浅草歌舞伎のことばかりになってしまいましたので
気分を変えて新橋演舞場のお話を少ししたいと思います(人'v`*)
今回の新橋演舞場は
市川右近改め 三代目 市川右團次 襲名披露
二代目 市川右近 初舞台
というたいへんおめでたい公演ですね!
なんと81年ぶりに復活したという右團次という名跡は耳慣れず、
これまでどのような方が名乗ってこられたのか気になりますね(´▽`)
少しばかりですが調べてみましたので、その二にてお話してみたいと思います。
この度襲名なさった右團次さんのご子息・タケルさんは
右團次さんの本名でもある「右近」の名前を二代目として名乗られることになりました。
ヤマトタケルから取られたというお名前も素晴らしいものですが、
歌舞伎の家のお生まれでないながらにこれまで大きなご活躍をなさってきたお父様の本名が
そのまま一つの新たな名跡としてご子息に受け継がれるというのもなんだかとてもドラマチックに感じます(n´v`n)
また、
劇場を歩いていてどこからかぽろぽろと聞こえてきたお話の中でわかったことですが、
右團次さんを市川左團次さんの御子息と思われている方もおいでのようですΣ('0'o)
右團次・左團次とお名前が揃えば、
親子のように感じてしまうのもさもありなん…と私も思います。
左團次さんの実際の御子息は市川男女蔵(おめぞう)さんですのでご注意ください(人'v`*)
屋号は
男女蔵さんが滝野屋
左團次さんが高島屋
右團次さんが高嶋屋
という、難易度の高いものになっています(・_・;)
ここはひとまず疑問に思わず「あーそうなんだな」と思っていただけたら幸いです。
そんなゆかりある左團次さんは歌舞伎座にご出演のため、今回の新橋演舞場では男女蔵さんが口上をお勤めでした!
お二人とも本当に楽しい方ですえひろも大好きです(´▽`)
話がそれましたが、
右團次の名跡についてはその二に改めてお話したいと思いますので
しばらくお待ちくださいませ…(人'v`*)