ホワイトデーの今日は、片岡仁左衛門さん73歳のお誕生日です!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
さすが仁左衛門さんと思ってしまうような、ロマンチックな日にお生まれですね。仁左衛門さんのお芝居に銀行口座を握られている身の上として、変わらずお健やかでおいでのことはこの上ない喜びであります!
70代を越えてもなおかっこいい仁左衛門さん…その存在自体がご婦人方へのホワイトデーのプレゼントと言っても過言ではありませんね(*´艸`)
今年もお健やかに一年を過ごされますよう、また素晴らしいお芝居をたくさん見せてくださいますよう、ファンの端くれとして願っております!
そして先日、国立劇場へ出かけまして
国立劇場開場20周年記念
通し狂言 伊賀越道中双六
を見てまいりました!
約3年前の上演時すえひろは今よりももっともっと未熟者でありましたので、芝居の上澄みしか感じ取ることができていなかったように思います。
当時の感想を調べてみても、大変陳腐なものでありました…。
あーあ、もったいないことをしたなぁ(。´_`。)
とつい思ってしまいますけれども、3年前のその日がなければ成長できていなかったかもしれないわけですから、大切にしなければなりませんね。
約3年の時を経て20代も後半に入った私は、子を持つ父母の思いというものが少しは想像できるようになったようです(n´v`n)
夫に一目見せようと大切に大切に守ってきた我が子を、何故あんな風に失わなければならないのか…どう考えても理不尽です。
どう考えても理不尽でありながら、それでも受け入れて耐え抜くしかなかったのだな、
吉右衛門さんという大きな侍の大望を前にしたらもはやそうするほかないでしょう、
と…
舞台を前にして自分も感情をぐっと押し込めようとし、堪え切れずほろほろ泣いてしまいました。゚゚(´□`。)°゚。
現代においてはサムライという言葉が妙な意味を持って独り歩きしているように思いますけれども、こうした濃厚な古典歌舞伎において描かれる侍の姿を広く世の中の方にご覧いただきたいものです。
全体を通して、なんといっても又五郎さんの助平が救いでありました…。義太夫狂言は壮絶なシーンの前にのんきで愉快な人物が出てきて束の間クスッとさせてくれることが多いものです。一見ミスマッチですけれども、とても心の休まる欠かせない役柄だということを実感しますね。
それはそうと、一階ロビーではなんと岡崎のゆるキャラ「オカザえもん」のお土産も売られていました。なんともいえぬ表情の、味わい深いキャラクターであります(*´艸`)
これもまた束の間、気の休まるものでありました(´▽`)
特設サイト
「岡崎」の場面などは今見逃してしまえば次にいつ見ることができるかわからぬ貴重なものですから、ぜひお出かけくださいね!