歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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国立劇場 通し狂言 霊験亀山鉾を見て来ました! その2

今日は国立劇場の 通し狂言 霊験亀山鉾の
16時開演の日ということで、見てまいりました(人'v`*)
開演前のロビーでは明日の勉強会のチラシを橋之助さんが配ってくださいました!

今日の霊験亀山鉾はますます素晴らしく…
藤田水右衛門がおつまとお腹の子を刀で突き刺したうえ
ニヤリと笑いながらこれでもかこれでもかとグリグリ回し…
5人、6人、と指折り数えて高笑いをするときのお声と表情…!

こんなに残虐非道なものにどうしてここまでときめいてしまうんだろうと
自分でも不思議に思うほど興奮してしまいました(°_°)

そんな藤田水右衛門ももちろん死ぬほど最高なのですが
仁左衛門さんのお芝居の中では可愛らしさのあるお役が好きなので八郎兵衛がもうたまらず…!
特に藤田水右衛門との早替わりの後などは自分の中での「たまらぬお役ランキングトップ5」に滑り込む勢いです…
刺青も、スラリと伸びた御御足も、武器が出刃庖丁というのも全てがたまりません。。

八郎兵衛が登場するたびにオペラグラスを眼球そのもののようにして執拗に見てしまいます。。
毎回「舞台全体を見る」ということを目標にしているにもかかわらず
何度見ても達成できそうにありません(ノv`*)

片足に包帯のようなものが巻かれていて、お怪我をなさったのだろうかと心配になりました。
危険な仕掛けも多いお芝居ですから、どうかご無事で千穐楽を迎えられますように…。

あと残りの回数も減ってまいりましたので
とにかく今のうちに記憶に焼き付けなければと気合を入れ直します!

 

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