本日27日は、国立劇場 通し狂言 霊験亀山鉾の千穐楽でした!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
大道具の仕掛けや早替わりなどの危険な演出がたくさんありましたが、
大きな事故のニュースもなく無事に千穐楽をお迎えになったようで、ほっと一安心です。
数年前にしばらく休演なさっていた時の心配な日々を思い出すと、
現在こんなにもお健やかなことが本当にうれしいですよね!
今月は仁左衛門さんの「最後かも?」の言葉に誘われ、
ついつい何度も足を運んでしまいました。
霊験亀山鉾の上演が発表されたときから今か今かと楽しみに待ち、
気持ちの上ではなんとなくお祭りのような一か月でしたが
こうして終わってしまうと本当にさみしいものですね…。
仁左衛門さんの霊験亀山鉾は大学生の時に大坂松竹座で一度見ているのですが、
その頃よりも一層ときめきが増し、
仁左衛門さんの尋常ならざる色っぽさにもう夢心地でありました…。
特に、本雨の中で刃物を手にもみ合う八郎兵衛とおつまの様子などは血眼で凝視し、
数十年先まで脳内再生できるように目に焼き付けました…!
自分が60代70代になったとき、十五代仁左衛門がいかに素敵だったかを語り継がねばと必死です…!
仁左衛門さん自ら「最後かも」とおっしゃる演目が、
今後もどんどん増えてゆくと思われます。
仁左衛門さんファンになるには生まれたのが遅すぎたのかなぁと悲しくなりますが
そのぶん先々まで語り継いでいけると考えて
後悔のないよう、ひとつひとつを記憶に焼き付けていかねばと思いました。
来月は坂崎出羽守と沓掛時次郎の豪華な二本立て!
近代に生まれた歌舞伎の雰囲気を堪能できるとあって、とても楽しみですね♪