歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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やさしい連獅子 まとめ 2018年6月

ただいま国立劇場で上演中の歌舞伎鑑賞教室

今回の演目は連獅子(れんじし)です!

 

「長い毛をぶんぶんと振り回す踊り」というイメージで、

歌舞伎をご覧にならない方や外国の方にもたいへん有名ですよね。

 

今回初めての歌舞伎として、連獅子をご覧になる方も大勢おいでかと思います!

「長い毛をぶんぶんと振り回す演目」というのは実はいくつかありまして

その中でも白い毛の親獅子赤い毛の子獅子が登場し

親子の情愛をあらわすものが今回の「連獅子」なのであります。

 

あらすじなどは坂東巳之助さんによる解説「歌舞伎のみかた」で

わかりやすくお話してくださるはずですので割愛いたしますが、

連獅子についての過去のお話がいくつか出てまいりましたので

ひとつこちらにまとめておきます。

なんらかのお役に立てればうれしく思います!

清涼山の石橋伝説から

そもそもこの演目の下敷きになっているのは、

中国は清涼山に伝わる獅子(しし)の伝説であります。

 

獅子と聞けばやはり思い出されるのは百獣の王・ライオンですが、

実はこの演目での「獅子」というのはあのネコ科のライオンには直結しません。

では一体なんなのか?ということをお話いたしましたのがこちらの回です。

www.suehiroya-suehiro.com

 

そしてもうひとつ興味深いのは、

ぶんぶんと振り回しているあの長い毛ではないでしょうか。

あの毛の正体についてお話したのがこちらの回であります!

www.suehiroya-suehiro.com

 

歌舞伎鑑賞教室は初歌舞伎にうってつけの公演です!

敷居が高いと感じておいでの方はこの機会に

ぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

公演の詳細・チケットセンター

www.ntj.jac.go.jp

ticket.ntj.jac.go.jp

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