本日26日は、東京は歌舞伎座にて上演されていた壽初春大歌舞伎と、
大阪道頓堀の大阪松竹座にて上演されていた壽初春大歌舞伎、
そして東京浅草のお正月の風物詩、新春浅草歌舞伎の千穐楽でした!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
2019年の初芝居
2019年のお正月芝居も、約半分の劇場が無事に千穐楽を迎えました。
年が明けますと東京だけでも4つの劇場でワッと芝居が始まります。
縁起物が華やかに飾られたロビーや、新年を寿ぐおめでたい演目など
いつにもまして歌舞伎の祝祭感が際立ち心踊る季節ですね。
本日千穐楽を迎えた歌舞伎座、大阪松竹座、新春浅草歌舞伎。
すえひろが拝見できたのは東京の公演だけですけれども、
今一番思い出されるのは新春浅草歌舞伎でしょうか。
お若い世代に入れ替わり早いものでもう五年目。
自分自身と同世代~お若い世代の方々の挑戦を目の当たりにし、
年々深まっていく興行の見ごたえに感激しております。
なかでもブログでも何度もお話した松也さんの「義賢最期」と
隼人さんの「番町皿屋敷」は印象深かったです…!
自分の大好きな方々の大好きな芝居が同世代の方に受け継がれる、
まさに最初の一歩に立ち会うことができている喜びというのでしょうか。
偉大な先達に真摯に向き合うお姿は本当に美しく、
今しか見れない貴重な輝きなのだなと一瞬一瞬を大切に味わいました。
芸の本質は一代で、いつか必ず失われてしまうものなのだけれども、
心と気配そのものはこうして残り、さらに将来の変化も味わえるのだなあ…
と、たいへん感慨深く思っております。
お正月芝居がひとつまたひとつと千穐楽を迎えますと、
あぁそろそろお祭り気分も終わりだな…今年も一年がんばるぞ!
と気合が入ってまいります。
こんなに長くお祭り気分でいたのかとつっこまれてしまうかもしれませんが、
芝居は一年間の暮らしの大切なサイクルでもあります。
今年も暮れの京都の顔見世まで、がんばって乗り切りたいと思います!