本日27日は、東京は新橋演舞場にて上演されていた初春歌舞伎公演
と、
そして半蔵門の国立劇場にて上演されていた初春公演姫路城音菊礎石の千穐楽でした!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
平成最後の初芝居もこれにて幕
昨日に引き続いて新橋演舞場、国立劇場が千穐楽を迎え、
今年のお正月芝居はすべて幕となりました!
私のような芝居好きの端くれにとりましても年始の大切なひとしごとが
無事に終わったような思いです。
思えば今年の初芝居は、平成最後となる記念すべきものでした。
新橋演舞場と国立劇場では、新しい元号の歌舞伎の軸となる海老蔵さんや菊之助さん、
そしてその先の未来を率いる勸玄さんや和史さん眞秀さんがご活躍なさっていましたね。
このような重要なタイミングで
海老蔵さんが海老蔵の名で挑まれた「俊寛」が上演されたことは
将来的に何度も語られる、時代の大きな転換点になるのかもしれません。
海老蔵さんの俊寛のリアリティのある絶望の色が印象深く胸に残りました。
新たな時代における再演を非常に楽しみに思っております。
今は亡きスターを表現する「昭和の名優」という冠をよく見ますけれども、
同じように将来「平成の名優」と呼ばれるであろう方々のお顔を思い浮かべますと、
なにやら時代が急に遠ざかってしまうようで、
寂しいような切ないような思いが湧いてまいります。
芝居見物を生活に取り入れてしまうと、
とにかく飛ぶように25日が過ぎ去っていくものですが、
今のうちに「平成の芝居ではこんなことがあった」という思い出話を
できるだけたくさん集めて、新たな時代に向かっていきたいものです。
と、なにやら「平成最後の初芝居」という干渉に浸って
やけにセンチメンタルになってしまいましたが、
週末からは早くも2月の芝居が始まりますね!
今年も次の芝居は、次の芝居はと大慌てしながら、毎日を楽しみたいと思います!