本日27日、歌舞伎座で上演されていた
團菊祭五月大歌舞伎が千穐楽を迎えました。
おめでとうございます!
今月は新元号「令和」初の歌舞伎興行、
また人間国宝お二人の血を引く尾上丑之助さんの初舞台ということで
幕見席も売り切れるにぎわいぶりでありました!
各部の感想は先日お話いたしましたが、
そのあとで再び「京鹿子娘道成寺」を幕見する機会があり、
前回見たときとはまた違った魅力を堪能してまいりました。
このさき菊之助さんは立役としても大活躍するはずであります。
となればもちろん、女形の舞台よりも立役が増えていく可能性も…
それでも、令和になって初めて歌舞伎座で
女形の最高峰の舞踊・娘道成寺をお勤めになったのは
菊之助さんであったのだということ、その舞台の匂い立つような美しさを、
ずっと記憶しておきたいなあと改めて思いました。