本日、大雨のなか愛知県は名古屋へ出かけまして、
御園座で上演中の第五十回記念 吉例顔見世を拝見してまいりました!
このすえひろにとっては初めての御園座でありました。
あす千穐楽ですので内容などは改めて記したいと思いますが、
いやはや事前に芝居仲間から聞いていたとおり、
ロビーでもお手洗いでもどこを見ても赤い、真っ赤かな劇場で驚き入りました。
一階にある御園小町はイートインコーナーも併設されて非常ににぎわっており、
なにやらつられて盛り上がってしまいこのようなどら焼きを購入してみました。
中身は小倉の粒あんとマーガリン的なクリームで美味しかったです。
御園座で特に興味深かったのは劇場入り口脇にありました「演劇図書館」
開館日は公演期間中の火・木・土曜日の10:00~16:00とのことですが、
該当の曜日ではなかったのになぜか開いており大変ラッキーでありました。
本棚は壁一面で、歌舞伎の入門本や当月の演目ゆかりの書籍が並んでいるほか、
このすえひろも大好きな歌舞伎脚本「名作歌舞伎全集」や
渡辺保先生、田口章子先生といった錚々たる方々のご本があり、
一見こじんまりとしているもののマニアックさもあり充実していました。
ロッカーに荷物を預けたりすることなく気軽に入ることができるのもうれしく、
こういった図書館が歌舞伎座にもあったらなあと切望しました…!
帰りがけに見てみた噂の「からくり時計」も想像を絶するサイズであり、
劇場裏手に突然どーんと建っているのもなんだか不思議でおもしろかったです。
あいにく白浪五人男の登場を見ることはできませんでしたが
このサイズ感で5人揃ったらば相当の迫力であろうなあと思われました。
今回の遠征は非常に激しい雨に見舞われてしまい、
周辺の散策が満足にできなかったことが悔やまれますが
次回はぜひ良い天気の日に訪れ、じっくりと楽しみたいと思います!