本日は5月10日。東京でも徐々に新規患者数が減りつつあるようで、ほんのわずかですが良い兆しが感じられるようになってきました。しかしながら人々が活動を再開すると第二波を招いてしまうと警戒されており、油断は大敵であります。
これからもしっかりと気を引き締め、こまめに手を洗いながらできるかぎり家の中で過ごしたいと思います。
悩ましい歌舞伎座の筋書整理
近ごろは本や書類などの整理に明け暮れ、本のジャンル分けやレイアウトの追求に夢中になっております。子供のころから整理整頓は不得手でしたが特に本に執着してなかなか手放すことができず、どんどん増えていく一方です。
なかでも困っているのは歌舞伎座の筋書の置き場であります…みなさまどうなさっているでしょうか。毎月買い始めてからというもの、国立劇場や文楽公演などの筋書も増えていき、本棚がぎゅうぎゅうになってきました。
芝居仲間には「キリがないから舞台写真のページを切り取って、他は思い切って処分するのも良いよ」と教えていただいていたものの、なかなか切り取るということができません。
確かに私にとっても舞台写真が最も大切なページでありますが、それと同じように上演記録も大切、インタビューも大切、コラムも大切、広告も思い出深い、表紙も綺麗…とすべてに愛着があるのですね…
しいて言えば座席表あたりなら切り取っても良いかな…と思えますが、ここだけ切り取っても大幅なスペース減は見込めません。データ化できるということもわかってはいるものの、どうしてもこの手でページをめくりたいのです。
とはいえ歌舞伎を見れば月に一冊は増えてしまうわけでして…年に12冊、5年で60冊、そのうち10年たまれば120冊にもなってしまいます。
そこで我が家で使用していた無印良品のパルプボードボックスキャスター付・ベージュ(タテヨコ仕様) に、順番に収めてみることに。
パルプボードボックスキャスター付・ベージュ(タテヨコ仕様) 幅76*奥行29*高さ64 通販 | 無印良品
すると棚の高さが固定されている側の一段にぎちぎちに詰めてもだいたい50冊程度は入ることが明らかになりました(筋書は月によって厚みが変わってくるのでおよそです)。
つまり棚の高さが固定されている側に筋書が上下段あわせて8年強分は収納できます。
まだ試していませんが高さを変えられる側の棚にも6年強分は収まりそうですから、この棚ひとつでおよそ14年分もの筋書がしまえる見込みであります。
前のスペースが変に空いてしまったのでお気に入りのDVDなどをいくつか並べてみました。素敵です。暮らしに彩りが加わり、実によい感じです。
今後も増え続けることを考えますと安心ですし、高さもぴったりで丈夫。なかなかよい収納場所のように思います!
この商品は割とメジャーな収納家具かと思います。お持ちの方はぜひお試しを。
それはそうと、今週のNHKEテレ「にっぽんの芸能」で放送された吉右衛門さんの寺子屋、素晴らしかったですね…!!映像の編集もそれぞれの役の感情の動きがわかりやすく、生で舞台を拝見した時のことをありありと思い出すことができました。
大好きな歌舞伎に生で触れることができずさびしい思いを抱えている昨今、こうした番組は本当にありがたくて心が癒されます。歌舞伎は偉大であるなあと痛感している次第です。
お見逃しになった方は5月11日(月)午後0:00~午後0:55に再放送がありますのでぜひご覧くださいませ!