今日は5月24日。いよいよ緊急事態宣言があすにも解除される見込みですね!
しかしながら、すぐに元通りの日常というわけにもいかないようであります…。
このすえひろの元にもこの週末ようやっと布製マスク2枚が到着したところであり、10万円給付申請の郵便すらいまだ届いておりませんで、楽しく芝居を見ることができるのは一体いつになることやら、まだまだ先の読めぬ状況が続きます。
考え始めると不安なことばかりですが、日々少しでも歌舞伎のことを考え、浮かれていたいなあと思います。
おひげの勘九郎さんが素敵でした!
それはそうと、今週の「にっぽんの芸能」では勘九郎さん、七之助さん、松也さん、幸四郎さんのお元気なようすが拝見できうれしかったですね!
松也さんがかなりお痩せになったように見えることも気になりましたが、なにより勘九郎さんのおひげが素敵で驚きました。明治の文豪のようです。歌舞伎の舞台があるときにはあんなに伸ばすことはできないでしょうから、今しか見ることのできない貴重なお姿ですね。
トークとともに放送された過去放送の舞踊映像も素晴らしく、中村屋のご兄弟による八千代座での素踊りの「連獅子」など、併せてお話になったエピソードも含め大変感動的でありました。
また松也さんの「船弁慶」は屋外に設置された舞台の上で披露されました。大海原の絶景が見事で、ツルツルな床面の舞台の向こうは崖とのこと。一心不乱に踊るようすが非常にスリリングで、「ひー」「うわーギリギリ」などと言いながらエキサイトいたしました。
「にっぽんの芸能」は高橋英樹さんの司会になってからというもの以前にも増しておもしろく、熱心に拝見しております。いとうせいこうさんのコーナーも大好きで、次回の放送では文楽の名人・住太夫について語ってくださるそうで非常に楽しみです。
あす月曜日の午後0時より再放送がありますので、お見逃しになった方にはぜひにとおすすめいたします!