あさって13日は10月の国立劇場歌舞伎公演のチケット一般発売日です!
新型コロナウイルスの感染拡大防止による三月の小劇場公演の中止から、実に8カ月ぶりとなる歌舞伎公演。しかも長らくお姿を拝見していない菊五郎さんがご出演とあってもう感無量であります…!
近く劇場を含む大規模イベントの制限が緩和される見込みのようで、歌舞伎興行にも影響があるかもしれませんね。近ごろ歌舞伎役者の方々がテレビでもご活躍で注目度も増しているように思われますので、少しでも劇場が活気づくと良いなあと願っています。
公演の詳細
一般発売日
9月13日(日) 10:00~
会期・上演時間
2020年10月4日(日)~10月27日(火)
第一部:11:00~13:30(予定)
第二部:15:30~17:55(予定)
※15日(木)
チケット料金
1等席 7,000円
2等席 4,000円
3等席 2,000円
学生料金
1等席4,900円
2等席2,800円
3等席1,400円
国立劇場でも新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインに則り、座席数は50%以下になるそうです。
みどころ
国立劇場の10月公演はこれまでの通し狂言とはスタイルが変わり、途中30分の幕間ありの二部制興行になります。
第一部は梅玉さんの「ひらかな盛衰記 源太勘当」と幸四郎さんの舞踊「幸希芝居遊」
第二部は菊五郎さんの「魚屋宗五郎」と松緑さんの舞踊「太刀盗人」
というラインナップ。第一部では義太夫狂言の重厚感を、第二部では世話物の軽やかさを堪能できるという魅力的な狂言立てであります…!
どちらもおすすめですが、個人的に初めて歌舞伎をご覧になる方には第二部をおすすめしたいなと思います。セリフがわかりやすい、笑いあり切なさあり筋がわかりやすい、など推しポイントはいろいろありますが、何よりまず菊五郎さんの魚屋宗五郎をご覧いただきたいというのが一番の理由です。
国立劇場の感染対策の取り組みを確認してみますと…
【重要】国立劇場 お客様へのお願い・感染症対策への取り組み(2020.8.18) | 独立行政法人 日本芸術文化振興会
37.5度以上の発熱は入場禁止、チケットは自分自身でもぎる、大向こう禁止、など。歌舞伎座のルールに慣れはじめている場合は特に大きな変化なく過ごすことができそうであります。
30分の幕間があるということで、今まで通り食堂も開くのかはわかりませんが、わいわいと楽しくお話というわけにもいかないのかなと思います。
また取り組みのなかの
・開場時から終演時まで看護師が常駐しております。
という文言に驚きました!突如体調不良に陥った際にも安心ですね。
気が早いですが、国立劇場公演も無事千穐楽となるよう願うばかりです。