あさって13日は11月の国立劇場歌舞伎公演のチケット一般発売日です!
今月歌舞伎公演が再開した国立劇場の大劇場。来月も無事開催される運びというのは本当にうれしいことですね!さらに第一部・第二部ともに超豪華な配役であり、発表された際にはちょっと興奮のあまり鼻血が出そうになりました…!
イベント規制が緩和されましたが、今のところ国立劇場でも販売座席数を50%以内とする措置が続くようです(変更の可能性あり)。
興行としては大変厳しい状況が続くと思われますが、それでも開催してくださることがありがたく、少しでも盛り上がると良いなあと願っております。
公演の詳細
一般発売日
10月13日(火) 10:00~
会期・上演時間
2020年11月2日(月)~2020年11月25日(水)
第一部:12:00~14:20(予定)
第二部:16:30~19:00(予定)
※休演:10日(火)18日(水)
チケット料金
1等席 7,000円
2等席 4,000円
3等席 2,000円
学生料金
1等席4,900円
2等席2,800円
3等席1,400円
みどころ
国立劇場11月歌舞伎公演も10月に続き、途中30分の幕間ありの二部制興行です。トータルの上演時間は第一部1時間50分、第二部2時間と、歌舞伎座に比べるとかなりボリュームのある時間設定となっています。
第一部は吉右衛門さんの「平家女護島 俊寛」、第二部は仁左衛門さんの「彦山権現誓助剣 毛谷村」と、若手の方々による舞踊「文売り」「三社祭」というラインナップです!
吉右衛門さんと仁左衛門さんを昼夜で拝見できるなんて…あまりにも豪華すぎて二度見しました…。。芝居見物が叶わなかった半年間の寂しさが一気に報われるかのような素晴らしい配役で心の底からうれしく思います。
いつも初めてご覧になる方へのおすすめをご紹介しておりますが、今回ばかりは「どちらも」と申し上げるしかありませんので、二つの演目をざっくりとご紹介いたします!
平家女護島 俊寛
流罪になった3人の男のもとへ赦免の船がやってくるが、自分ひとりが絶海の孤島に取り残されることになる…という物語。万国共通のドラマ性があり、セリフがわからない、というようなご心配も無用かと思います。
俊寛は「鬼界ヶ島の場」から上演されることが多いのですが、今回は序幕「六波羅清盛館の場」も上演され、俊寛の妻・東屋が登場。菊之助さんがお勤めになります!吉右衛門さんの俊寛はとても言葉では表現しきれないほどに素晴らしいのでぜひにとおすすめしたく思います。
彦山権現誓助剣 毛谷村
亡き母を思う優しく力持ちな男がひとり暮らす家に、突然、虚無僧姿の怪力女が訪ねてくる。果たしてその正体は…という物語。
のどかな里に暮らしている善良な若者が、最初から最後までひたすら善良であり続ける物語で、胸を締め付けるようなドラマやド派手でスリリングな展開はないものの、なんとも朗らかであたたかな気持ちになるお芝居です。
何がどう面白いと申し上げるのは難しいのですが、ほのぼのとしてこのすえひろも大好きな演目です。特に仁左衛門さんの六助はたまらないものがありますので、ぜひにとおすすめしたく思います!