歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【来たる13日】国立劇場1月歌舞伎公演 チケット一般発売!

あさって13日は1月の国立劇場歌舞伎公演のチケット一般発売日です!

毎年お正月の恒例となっている菊五郎劇団の愉快で痛快なお芝居が、このような状況下にありながらも拝見できるというのは本当にうれしくほっといたしました!心がやすらぎます。

しかしながら舞台上からの手ぬぐいまきや、樽酒、獅子舞などの催しものはやはり感染拡大防止の観点から中止となるそうです。残念ではありますが、いつの日かまたあのようなお楽しみに興じることできる日が来るはずと夢見て待ちましょう。

また現時点で国立劇場では販売座席数を50%以内とする措置が続くようです。出かける側としては安心ですが、それでも劇場が最大限にぎわうよう願っております。

公演の詳細

www.ntj.jac.go.jp

一般発売日

12月13日(日) 10:00~

国立劇場チケットセンター

会期・上演時間

2021年1月3日(日)~2021年1月27日(水)

12:00~15:00(予定)

15日(金)のみ16時開演。14日(火)は休演。

 

チケット料金

1等席 10,000円

2等席  6,000円

3等席  3,000円

学生料金

1等席7,000円

2等席4,200円

3等席2,100円

みどころ

1月歌舞伎公演の演目は「通し狂言 四天王御江戸鏑(してんのうおえどのかぶらや)

10年前のお正月にも国立劇場で復活狂言として上演されたもので、妖怪退治でおなじみの源頼光が登場する一大スペクタクルであります。

国立劇場のお正月といえば必ずその年のトレンドを取り入れたおもしろネタが盛り込まれるのも注目ポイントであり、この感じですとおそらく鬼滅の刃ではないかな…と思うのですがどうでしょうか。菊五郎さんの全集中が見られるのでしょうか。ニヤニヤを禁じ得ません。

 

また国立劇場で久しぶりに通し狂言が上演される運びというのもうれしいですね!国立劇場は、歌舞伎座ではなかなか上演されない古くて珍しい演目の復活であったり、人気演目のあまり上演されない場面を含めた上演を楽しむことができる劇場でした。

緊急事態宣言後はそのスタイルが変わり二部制での公演になっていましたが、お正月は以前のような通し狂言が上演されるというのは本当にうれしい限りです。こうして少しずつ前に進んでいく喜びは忘れがたいものとなりそうです。。劇場で過ごす時間も長くなりますから、私たち観客の方でも感染対策には充分に気を付けましょう。

来月の感染拡大の状況は全くわかりませんが、すべての劇場が千穐楽まで無事に上演されるよう願っております!

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