来たる23日、博多座の2月公演二月花形歌舞伎のチケット一般発売が始まります!幸四郎さんを中心に、昼の部夜の部ともに見逃せない演目が並んだ公演であります。
博多座では11月の市川海老蔵特別公演より歌舞伎公演が再開していますが、その際は新型コロナウイルス感染等の問題は発生せずに無事に公演を終えています。万全の対策で運営されていることと思いますので、今回も無事に千穐楽となるよう願っています。
博多座は本当に素晴らしい劇場ですものね…このすえひろも遠方ゆえ一度しか出かけたことはありませんが、アクセスの良さや音響の良さ、お弁当のおいしさなどで、大好きな劇場になりました。この災いがおさまり、博多の地にご迷惑をかけず安心して旅に出ることができるようになれば、また出かけたいものだなあと思います。
二月の博多座公演は公演期間がわずか2週間と短いので、お求めの方は何卒ご注意くださいませ。
公演の詳細
一般発売日
2021年 1月23日(土)10:00~
博多座公演はチケットweb松竹での取り扱いがありませんので、購入前に博多座オンラインチケットの使い勝手を一度ご確認なさるのをおすすめいたします。
会期・上演時間
2021年2月11日(木・祝)~24日(水)
昼の部11:30~
夜の部15:30~
全日程休演の部なし
チケット料金
A席 14,000円
特B席 11,000円
B席 8,000円
C席 5,000円
みどころ
今回の二月花形歌舞伎は幸四郎さんを中心に、歌昇さんや米吉さん、壱太郎さんといった若手の花形の方々が名を連ねた楽しみな座組であります!昼の部・夜の部ともに舞踊とお芝居の二本立てです。
お芝居の方は昼夜どちらも幸四郎さんを主役とした忠臣蔵ゆかりの演目。赤穂浪士の討入をめぐるサイドストーリーの名作が並んでいます。昼の部「松浦の太鼓」は明るくてややコミカル、夜の部「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」はシリアスなセリフ劇です。
夜の部「御浜御殿綱豊卿」で歌昇さんがお勤めになる富森助右衛門は大きな役どころですから、今後のご活躍が本当に楽しみになります。
昼夜どちらもおすすめですが、個人的に初めてご覧になる方におすすめしたいのは昼の部でしょうか…。「松浦の太鼓」はとてもおもしろいうえに、セリフが聞き取りやすく、内容もシンプルであるためです。
内容としては、吉良邸のお隣屋敷の主人が、赤穂浪士はいつ討ち入るのかと楽しみで楽しみでうずうずしているところへ、高らかに陣太鼓が聞こえてきて…というもの。忠臣蔵外伝ものの中でも名作として名高いお芝居です。
そんな博多座の感染対策については、下記のページにまとめられています。
注目すべきは下記の点かと思います。
⇒政府から発表されました入場者制限の緩和方針に基づき、2020年12月・2021年1月公演については、お座席の前後左右を空けずに販売させていただきます。(2020.11.1追記)
恐らく2月公演もこの措置で販売されると予想されます。飛沫を拡散してしまうことがないよう、客席ではなるたけ静かに過ごさねばなりません。
また博多座の感染対策には下記の内容も明記されています。
既にチケットをご購入済みで、上記症状に当てはまり、払い戻しをご希望のお客様は、お持ちのチケットの開演前までに博多座電話予約センター(☏ 092-263-5555)まで、ご連絡ください。
少しでも体調がおかしいなと思った場合には観劇を辞退するという勇気を、私たち観客の側でも持ってまいりましょう。