本日27日は歌舞伎座で上演されていた壽初春大歌舞伎と、国立劇場で上演されていた令和3年初春歌舞伎公演の千穐楽でした!おめでとうございます!!!
※写真は今月のものではありません
2021年の幕開け
今月は会期中に緊急事態宣言の発出などがあり、劇場公演はどうなってしまうのだろうと本当に心配でした…。
途中で吉右衛門さんが休演された際にも、どうなさったのだろうかと毎日とにかく気が気ではなく、夢に見てうなされるほどだったのですが、25日より舞台に復帰されたとのニュースでようやく安眠できた次第です。
こうした状況においても舞台が中止になってしまったり、役者さんや関係者の方々に感染された方が現れることもなく、無事に千穐楽がやってきたということ自体が、本当に喜ばしいことだなと思います。おめでとうございます。
今月の芝居はどれも楽しくて思い出いっぱいですが、いま振り返ってみて特に印象深いのは歌舞伎座の第一部「悪太郎」でしょうか…。後半の日程でもぜひ拝見したいと思いながらも出かけることができませんでしたが、さぞかしパワーアップしていたのだろうなと想像します。
ご出演の方々全員が際立ってものすごいグルーブ感が醸し出されていて、舞踊のおもしろさがさく裂している素晴らしい一幕でした。おもしろい舞踊を拝見していると、日常のいろいろを忘れ、時が経つのすら忘れ、うきうきと浮き立つような気持ちになります。新年早々そのような体験ができ本当に幸せでした。
それはそうと、さきほど三月の来月の芝居が発表されましたね!!
第二部の仁左衛門さんの「熊谷陣屋」は先月京都でも上演されていましたが、このようなご時世で遠征ができなかった方も多い中、東京でも上演してくださること本当にうれしく思います…!
ひとまずは来月、無事に上演が続くことを願っております!