昨晩は福島・宮城で震度6強という大きな地震がありましたね。
このすえひろの住まう東京都でも相当に揺れまして、10年前がよぎるような大変恐ろしい思いをしました。東日本大震災の際は外出しておりましたため、これまで自宅で体験した地震のなかで一番大きかったように思います。揺れの強い地域にお住いの方は、どれほどの恐ろしさを味わわれているか、察するに余りあります。
今後一週間程度は大きな地震に気をつけねばならないそうですので、備蓄品のチェックや給水所や避難場所の確認などしておきましょう。これ以上大きな災害が起きませんように…皆さまも何卒お気をつけくださいませ。
さて、昨日13日から3月の国立劇場歌舞伎公演のチケット一般発売が始まりました。
『時今也桔梗旗揚』は本能寺の変にいたるまでを描いた演目であり、先日の最終回の素晴らしさが話題となっている「麒麟がくる」にも通ずる非常にタイムリーな上演であります。楽しみですね!
また現時点で国立劇場では、引き続き販売座席数50%の措置が続くようです。一日も早くにぎにぎしい劇場が戻るよう願っております。
公演の詳細
一般発売日
2月13日(土)10:00~
会期・上演時間
2021年3月4日(木)~3月27日(土)
11:00~13:30(予定・休憩含む)
15:00~17:30(予定・休憩含む)
休演:10日(水)11日(木)19日(金)
チケット料金
1等席 7,000円
2等席 4,000円
3等席 2,000円
学生料金
1等席4,900円
2等席2,800円
3等席1,400円
みどころ
3月歌舞伎公演の演目は「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」
大南北といわれた江戸の名作者四世鶴屋南北が、本能寺の変を起こすまでの明智光秀を描いた作品です。
歌舞伎でいうところの明智光秀である武智光秀が、歌舞伎でいうところの織田信長である小田春永から理不尽な扱いを受けるシーンで、馬を洗うときに使うたらいが用いられることから「馬盥(ばだらい)」という通称でも知られています。
先日まで放送されていた大河ドラマ「麒麟がくる」でいうと、最後の2~3話分といったところでしょうか。麒麟ロスになっているところを、歌舞伎の舞台で追体験できるというのは本当にうれしくワクワクしてまいります!!
さらに、なんと「麒麟がくる」で明智光秀をお勤めになっていた長谷川博己さんは菊之助さんのお友達だそうで、下記のスポーツ報知の記事によれば明智光秀の資料を譲り受けたとのことであります。歌舞伎ファンとしても、麒麟がくるの視聴者としても非常に楽しみです!
さらに今回の公演は、武智光秀を長年お勤めの吉右衛門さんが監修された入門編「歌舞伎の明智光秀」も上演されるそうです。こちらもものすごく楽しみですね…!!