来たる17日、名古屋は御園座の4月公演 市川海老蔵特別公演のチケット一般発売が始まりました!
確か御園座での歌舞伎公演は9月以来かと思います。さらに、新橋演舞場のお正月公演でチケットがすぐに売り切れてしまった海老蔵さんの公演ですから、おそらく今回も売り切れは早いのではないでしょうか。
さらに公演期間が11日間と短く、花道の真横と2~3席ごとに空席が設けられて座席数も減っています。ご検討の方はぜひともお早めにチェックなさってください。
公演の詳細
一般発売日
2021年2月17日(水)10:00~
会期・上演時間
2021年4月10日(土)~20日(火)
昼の部12:00~、夜の部16:00~
内容は同じ
チケット料金
A席 13,500円
B席 9,000円
B席は二階の後方3~4列で、二階も含むほとんどの座席がA席です。
みどころ
今回の市川海老蔵特別公演は、その題名のとおり海老蔵さんを中心とした公演です。
演目は、児太郎さんによる舞踊「舞妓の花宴」と、海老蔵さんが主人公の弁天小僧をお勤めの「弁天娘女男白浪」であります。
「弁天娘女男白浪」は、幕末期に活躍した名作者の河竹黙阿弥の傑作演目です。五人の盗賊が登場することから「白浪五人男」という通称でも知られています。今回上演されるのは、五人男のうちの南郷力丸と弁天小僧菊之助が呉服屋さんに強請りに入る場面と、五人男がずらりとカッコよく勢ぞろいする場面です。どちらも目でも耳でも楽しめる、胸がスカッとするような歌舞伎屈指の名場面であります。
おもしろいのは美少年の盗賊・弁天小僧菊之助が、なんと女性のふりをして呉服屋へ強請りに入るという点です!結局男であることは店側にバレてしまうのですが、その際の「知らざぁ言ってきかせやしょう」という啖呵が名台詞として知られています。
海老蔵さんの弁天小僧菊之助は相当の迫力がありそうで、ワクワクしますね。初めての方にもぜひにとおすすめしたい演目であります。
また御園座の公演では、新型コロナウイルス感染拡大予防としてチケットの半券とともに「お客様情報」を書きこんだ用紙を回収しています。
住所、氏名、電話番号、座席番号等を記入するようですが劇場で書くと混雑して密になってしまいそうですので、事前に準備なさると安心ではないでしょうか。
下記のサイトから「錦秋御園座歌舞伎」専用の用紙が印刷できますので是非ご活用ください。