昨日4日より、国立劇場の令和3年3月歌舞伎公演の上演が始まりました!
明智光秀が本能寺の変を起こすまでを描いた「時今也桔梗旗揚」は、先日最終回を迎えた「麒麟がくる」を彷彿とさせる旬な上演であります。
今見るとそのおもしろさもひとしおというところではないでしょうか…非常に楽しみです!千穐楽まで無事に上演が続くよう願っております。
麒麟ロスにもぴったりです
「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」は、大南北といわれた江戸の名作者四世鶴屋南北が、本能寺の変を起こすまでの明智光秀の姿を描いた作品です。
「馬盥(ばだらい)」という通称でも知られています。歌舞伎における明智光秀・武智光秀が、歌舞伎における織田信長・小田春永からハラスメントを受けるシーンで、馬を洗うときに使うたらいが用いられるためです。
さらに本編の前に片岡亀蔵さんによる「入門 歌舞伎の明智光秀」が上演されます。
今回の上演は武智光秀を当たり役とされている吉右衛門さんが監修されたということもあり、吉右衛門さんの芸がどのように伝承されていくのかを見守るという意味でも非常に楽しみな公演であります。
国立劇場では引き続き販売座席50%以内の措置が継続されています(5日時点)。
チケットは現在も購入可能のようです!学生の方は学割も適用されますので、ぜひチェックなさってみてくださいませ。