歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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本日初日!歌舞伎座 四月大歌舞伎 2021年

本日、歌舞伎座にて四月大歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!

いまだ新型コロナの感染状況は先が見えず、ワクチン接種もなかなか進んでいないようです。そのような緊張感あふれる状況のなか幕を開けてくださることを本当にありがたく思います。観客のひとりとして、劇場にウイルスを持ち込まぬよう引き続き体調管理を徹底してまいりたいと思います。皆様も何卒ご自愛くださいませ。

再び緊急事態宣言発令の可能性について言及されはじめているようですので、公演期間中に開演時間の繰り上げ等の措置がなされるかもしれませんね。劇場に出かける際には常に最新情報をチェックした方が良さそうです。

 

あの「桜姫東文章」のポスターが…!!

今月はなんといっても、1985年以来36年ぶりの上演である第三部「桜姫東文章」が目玉ではないでしょうか…!孝夫時代の仁左衛門さんと玉三郎さんによるいわゆる「孝玉コンビ」の名舞台の数々のなかでも、伝説的な舞台として現在も語り継がれるものであります…!

このすえひろも、生きてこの目で拝見できるとは露ほども思っていなかったので、まさに青天の霹靂でありました。あまりにもうれしくてどうにかなりそうです。今から千穐楽を思い、泣きそうです。

 

イヤホンガイドの開場・幕間放送では仁左衛門さんと玉三郎さんのインタビューを聞くことができるそうですので、こちらも必聴です。これはたまらないですね…にやつかずに聞ける自信がないのでマスク必須のご時世で助かりました。。

おそらく千穐楽に向かってリピーターが増えると思われますので、現時点では買えるように見える日もチケット入手が困難になるかもしれません。このような状況では申し上げにくいのですが、早めの確保をおすすめいたします…

 

また白鸚さんと幸四郎さんの役替わりで上演される第一部「勧進帳」も話題です。白鸚さんが本興行最年長・78歳で弁慶をお勤めになり、さらに現役最多回数の1150回を塗り替えられるという記録づくめの舞台であります。

現在療養中の吉右衛門さんが80歳でこの最年長記録を更新なさること、前人未到の記録に挑まれる白鸚さんのすべての舞台が公演中止になることなく無事上演されることを願っています。

 

さらに「桜姫東文章」と第一部「勧進帳」の特別ポスターが販売されるそうです…!!!

「桜姫東文章」のポスターは復刻版で、大倉舜二氏撮影のとても有名な一枚です…これが手に入るなんて、本当に生きていてよかったと思います。。

オンライン販売もありますので、劇場へお出かけになれない方もぜひチェックなさってくださいませ。

www.kabuki-bito.jp

公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

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