本日22日(木)の夕方より歌舞伎座四月大歌舞伎第三部「桜姫東文章」の特別ポスター新バージョンが公開され、オンラインと店頭での販売が始まったそうです!
今回も大倉舜二氏撮影の昭和57年の南座公演用スチール写真の復刻版ポスターです。今月初めに発売された特別ポスターと写真そのものは同じですが、文字枠などのデザインと配置等が少し変わり、六月大歌舞伎「下の巻」のお知らせが加わりました。
新バージョンの外題はスッキリとした白文字で、今月初頭発売版よりも少し現代的な印象になったかと思います。四角い枠を用いた今月初頭発売版はどことなくレトロで、復刻っぽい印象が強いかなとも思います。どちらも素敵です!
気になって当時の南座ポスターを検索してみますと、派手な紫色ででかでかと「櫻姫東文章」の文字が配置されていたのですね。ただならぬ淫靡なムードが漂っていてこちらも素晴らしいなあと思います。剥がされる騒ぎが起こったのも納得です。
このすえひろも、今月初頭発売版のポスターを購入いたしました。ポスターパネルを購入して壁に飾り、美しいものを目に入れながら日々うっとりと暮らしたいと思っています。
飾るとなると日焼けや劣化が心配なため、保存用を購入しようと思い至り歌舞伎座に出向いたのですが、時すでに遅く、店舗でもオンラインでもすでに売り切れてしまっていたのでした…。発売開始からわずか数日の出来事ですから、本当にすさまじい勢いで売れてしまったのだなあと思います。
今回も売り切れはとても早いと思いますので、お求めの方はお急ぎください!
購入ページはこちら
歌舞伎座公式インターネットショップ「かお店」で舞台写真の販売が始まっていたのですね!恥ずかしながらこのポスターの一件まで全く存じ上げませんでした。
遠方の方や、さまざまな事情から歌舞伎座へお出かけになれない方には朗報かと思います!この一年でがらりと変わった状況に合わせ、劇場も柔軟に変化してくださっていることありがたい限りです。
25日から再び緊急事態宣言が発令される運びとなりました。
前回よりもより厳しい措置が取られる見込みのようですが、歌舞伎座公演がどうなってしまうのかまだ発表はありません。今月は特に多くの方が数十年単位で待ちわびていた公演であり、残すところ数日という状況ですから心配でなりません。
専門家ではないので印象でしかないものの、歌舞伎座は非常に厳格に感染対策に取り組まれているように感じます。おおぜいの方が人数が出演している「桜姫東文章」でも、これまで一人も感染者を出すことなく無事に上演を続けた、素晴らしい実績を重ねている劇場だと思います。
どうか四月大歌舞伎が千穐楽まで上演されますように、五月大歌舞伎も初日から上演されますようにと切に願っています。