本日12日、歌舞伎座五月大歌舞伎、bunkamuraシアターコクーンコクーン歌舞伎第十七弾「夏祭浪花鑑」の幕が開きましたね!おめでとうございます!
緊急事態宣言により11日まで中止され、宣言の緩和によって12日から開催されることとなったものです。不安定な状況で、再び中止になるようなこともないとは言えないと思いますが、芝居の幕が開いているというだけで心が明るくなるようです。
ようやくの初日!
今日はこのすえひろも、図らずも初日の初回公演となったコクーン歌舞伎を拝見してまいりました!当然のことながら初日のつもりでチケットを取得しておりませんでしたので、いささか緊張いたしましたが、まるで動く浮世絵を見ているようで大興奮いたしました…。やはり芝居というのは、劇場空間ありきなのだなと感じた次第です。
同じように、映画は映画館で、美術品は美術館で拝見したいと思ってしまいます。よくわからない区分で中途半端に緩和されるのであれば、そもそも緊急事態宣言というのは一体何なのか、この先どういった方向に向かうのか、よくわからないなあと感じます。
現在、感染力が強いとされる変異株の感染拡大が心配されている状況で、芝居見物をためらわれる方ももちろん大勢おいでのことと思います。今月はどちらの公演も払い戻しに対応しているそうですので、松竹公式サイトのチェックをおすすめいたします。
なんだか日々、ぜひ!おすすめです!などと申し上げにくい状況になっていくように思い、もどかしく思います。さまざまなご事情から断念される方と、チケットをお探しの方、それぞれの状況に応じた良い循環ができるといいですね。
全国津々浦々からおいでの方々と満席状態の劇場でひしめき合って芝居を拝見できる日が、一日も早く訪れることを願っています。