早いもので九月も今日でおわり…今月は歌昇さん、隼人さんをはじめとする舞台関係者の方々の新型コロナウイルス感染による公演中止があり、心配な月初でしたね。その後無事に舞台に復帰されたこと心より安堵いたしました。
また今月は新規感染者数が急激に減少し、長かった緊急事態宣言もようやく解除といううれしいニュースががありましたね。歌舞伎公演が100%の販売数で行われる日はまだ先かもしれませんが、ようやく先が見えかけているように思います。一日も早く、人がひしめき合うにぎにぎしい劇場が戻るよう願っています。
寄り道がてら人でごった返す幕見席に上がり、大向こう方の声を聞きながら一幕…という楽しみをまた味わいたいものです。幕間におやつなども食べたいです。コンビニや向かいの物産館で和菓子やアイスを買って座席で食べるのが大好きでした。
とはいえまだまだ感染対策を万全にせねばならない日々は続きますね。つい気が緩んでしまいそうですので、気持ちを引き締めてまいりたいと思います。
九月は例年であれば吉右衛門さんの秀山祭の月ですので、毎年吉右衛門さんのお姿を拝見すると秋の到来を実感していました。そのためか、または四谷怪談を拝見したせいなのか、今年はいまだになんとなく秋が来た気がしないなと感じています。いつの日かまた吉右衛門さんのお姿を拝見できる日が来ることを夢見ています。
関東地方では今夜から明日にかけて台風ということですね。暴風の恐れということですので皆さま何卒お気を付けくださいませ。被害が少ないことを祈ります。
来月はどのような芝居が待っているのでしょうか。
無事の公演開催を願いながら今夜は休みたいと思います。おやすみなさいませ。
