歌舞伎座三月大歌舞伎第二部「河内山」にご出演中の仁左衛門さんが、体調不良により本日より休演とのニュースがありましたね。
このすえひろも今日は一日中、心配で心配でたまらず、すべてにおいて上の空です…
孝太郎さんのブログで少しご様子がわかります。
どうか大事ありませんようにと祈るばかりです。願わくば大事なくとも、どうかこの機会にごゆっくり休演いただき、充分に心身を休めていただきたいです。。
とはいえご復帰に意欲を持たれているとのことですので、ご復帰とあらば私はひたすらに劇場へ通うまでです。とにもかくにも仁左衛門さんが苦しまれることがつらいので、どうかご意思が叶いますようにと願っています…。何を言っているのか自分でもわからなくなっていますが…。。すみません。
やはり昨年から毎月のようなご活躍ぶり、しかもハードな演目の連続や、先月の一世一代の知盛のお疲れが、体に相当に溜まっているのではないだろうかと案じられてなりません。。
千之助さんはじめ若い役者の方々へ舞台の上での姿をお見せになることや、コロナで失われた歌舞伎座の賑わいを取り戻すことなどなど、さまざまな使命を背負われているのではないかと推察します。
しかしとにもかくにも、お体と命を大切になさっていただきたいと切に、切に願います。代わりなどきかない宝なのですから。
このすえひろはちょうど本日歌舞伎座へ出かけまして、第二部を拝見してきたのでした。
次々に胸に押し寄せるご体調への心配はもちろん、仁左衛門さんのお姿を拝見するつもりで拝見できない歌舞伎座というのは、こんなにも寂しい空間なのかということに打ちひしがれておりました。
晴れ晴れとした歌舞伎座の華やぎが余計に寂しさを際立たせるようで、座席でひとりしょんぼりしておりましたが、急な出来事に団結して対応する皆様のプロフェッショナルとしてのお姿を拝見して胸が熱くなりました。やはり歌舞伎が大好きです。
また明日、先週拝見した仁左衛門さんの河内山と併せて、備忘録として感想をしたためたいと思います。今はとにかく仁左衛門さんのご回復を切に、切に願っています。