歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【発売中】御園座 坂東玉三郎 特別公演(10月) チケット一般発売!

現在、10月に名古屋の御園座で行われる坂東玉三郎 特別公演 のチケットが一般発売中です!

近ごろ玉三郎さんが全国で頻繁に開催されている特別公演。5月の御園座は舞踊公演でしたが、10月はお芝居の上演です。そのうえ名作「本朝廿四考」をお勤めになりますのでこれはもう必見であります。早めのチェックをおすすめいたします!

公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

一般発売日

2022年10月2日(金)10:00~

www1.ticket-web-shochiku.com

会期・上演時間

2022年10月1日(土)~23日(日)

14:00~ 

休演:7日(金)、17日(月)

チケット料金

A席  18,000円
B席     10,000円
C席    7,000円

みどころ 

御園座 坂東玉三郎 特別公演の演目は名作「本朝廿四考 十種香・狐火」。

武田信玄家と上杉謙信家の争いをモチーフとした物語ですが、歴史云々というよりは八重垣姫の激しい恋心が見どころ。会ったこともない許嫁に強い恋心を寄せていた八重垣姫は、切腹した許嫁の死を弔ううち、許嫁が実は生きていることを確信。諏訪明神の狐に守られながら、凍てつく諏訪湖の上を駆け抜けて、許嫁のピンチを救おうとするというお話です。思い込んだら一直線なお姫様の恋模様が、目に美しく表現されています。

 

玉三郎さんがお勤めになる主役の八重垣姫は、歌舞伎のお姫様のなかでも特別な大役「三姫」のひとつに数えられるものです。玉三郎さんは新開場後の歌舞伎座ではまだお勤めになっていませんので、本当に貴重で豪華な上演機会です。ぜひにとおすすめいたしますし、叶うことならばこのすえひろも遠征したいくらいです。

初見の場合は少し内容がわかりにくい部分もあるかもしれませんが、お芝居の前の口上で玉三郎さん自ら内容についてもお話してくださるものと思います。こちらも歌舞伎座ではなかなか味わえない趣向ですので、お近くの方は必見です!

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