歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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本日初日!歌舞伎座・鳳凰祭四月大歌舞伎 2023年

本日、歌舞伎座にて

鳳凰祭四月大歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!

そして現在の歌舞伎座の開場10周年でもありますね。本当におめでとうございます。思えば10年前の歌舞伎の世界は激動の時代でしたね。その後もうれしい事かなしい事さまざまな出来事がありました。苦難のなか現在も12カ月連続公演が続いていることは、歌舞伎ファンの一人として本当に感謝しきりです。今後も歌舞伎役者の皆さまがお健やかにご活躍くださいますように。今後も客席がにぎわいますようにと祈っています。

念願のニザ玉切られ与三!

今月の歌舞伎座夜の部では、ともに人間国宝であり伝説的名コンビの仁左衛門さんと玉三郎さんのご共演による名作「与話情浮名横櫛」の上演があり大注目です!

当初は2022年6月の上演が予定されていましたが、仁左衛門さんのご療養により演目変更となり、実現が待たれていた舞台であります。このすえひろも心待ちにしておりましたので大変うれしく、興奮しております。

しかしながら、出演される予定であった左團次さんの休演が発表されていてとても心配です。左團次さんは五月六月もご出演が続くようですから、どうかご無理なさらずお休みいただきたいですね。大好きな左團次さん、またお元気なお姿を拝見できる日を心待ちにしております。

昼の部は猿之助さんを中心に若手花形の方々がズラリと並んだ「新・陰陽師」。10年前の9月に歌舞伎座で上演された「陰陽師」の新演出ということで、こちらも話題を呼びそうですね。私自身も10年前の記憶がおぼろですので、新鮮な気持ちで拝見できそうです。

 

それはさておき、六月の歌舞伎座の演目が発表されましたね!!!これは!!!!!

このすえひろが10年前に心奪われ、この10年間というもの再びの上演を心待ちにしておりました仁左衛門さんの「すし屋」、さらに2020年の新型コロナ感染拡大により巡業公演が中止になってしまった仁左衛門さんの「すし屋」!

仁左衛門さんの唯一無二の「すし屋」をこの目で再び拝見できるという事実がこの上なくうれしく感無量です…!生きていてよかったです…。。実を申しますと、仁左衛門さんの上演を再び拝見できるまで、確固たる意志で「すし屋」断ちをしておりました。ああ、感無量です。。演目の詳しいことは追ってお話いたしますが、迷っておいでの方にはぜひにとおすすめいたします!!

www.kabuki-bito.jp

公演の詳細

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