あす6月2日からいよいよ歌舞伎座の一幕見席が復活しますね!!
新型コロナウイルスによって歌舞伎座の楽しみ方はかなり変わりましたが、ひとつひとつ復活してきました。明日の一幕見席のリニューアルオープンによって、ようやく元の日常が帰ってくるような気がします。本当にありがたい限りです…!
コロナ後に歌舞伎をお好きになった方も大勢おいでのことと思いますので、一幕見席について簡単にご紹介いたします。
一幕見席というのは、その日の上演演目の中から一幕だけを、リーズナブルな価格で楽しめるエリアのことです。舞台から一番遠い4階席ですが、高価なイメージのある歌舞伎を、1000円前後という破格の値段で楽しむことができます。
観光がてら立ち寄ったり、お友達を誘ったり、一度見た芝居をリピートしたり、初めての方からマニアの方までかゆい所に手が届く素晴らしいシステムであります。
今回のリニューアルで一幕見席のチケットは、事前予約の指定席・当日販売の自由席の2パターンが販売されることになりました。かつては立ち見も受け入れていましたが、今後どうなるのか不明です。世の中の情勢をみつつ変わっていくのではないかなと思います。
事前予約の指定席は専用サイトで公演前日12:00~各幕の開幕10分前まで販売されます。たとえば昼の部の二幕目が13:00から始まる場合は、12:50まで購入できるということです。各部の開演時間ではありませんので、結構ギリギリまで購入できますね。
一方、当日販売の自由席は1階切符売り場にて公演当日10:00~最後の幕の開幕10分後まで販売されます。地下の切符売り場ではありませんのでご注意ください。歌舞伎座玄関の左手にある小さな窓口です。
事前予約の指定席 販売サイト
事前予約の指定席について、公開された販売サイトの使い勝手を確認してみました!販売サイトは美術館等のチケット予約でも使われているe-tixです。
https://www.e-tix.jp/shochiku_makumi/
おおむねこの一幕見席購入方法について解説しているサイトの通りに購入できるようでしたが、現状「予定枚数終了」「空席なし」の表示方法・タイミングに若干のずれがあるようでした。
執筆時点で「傾城反魂香」は空席なしなのですが、この画面の時点で「予定枚数終了」と表示されている場合と、座席選択画面まで飛ぶことができる場合があるようです。
座席選択まで飛ぶことができても、「空席なし」と告げられます。
日時選択の画面の時点で「予定枚数終了」との表示があっても、全ての幕が売り切れているとは限りませんので、こちらの座席選択まで一度飛んでみてから確認するのが良さそうです。